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09月29日-08号

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  1. 沖縄市議会 2021-09-29
    09月29日-08号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第417回 沖縄市議会定例会┌─────────────────────────────────────────────┐│    令和3年     沖 縄 市 議 会 定 例 会 会 議 録                 ││    第417回                                      ││                                             ││               令和3年9月29日(水)午前10時開議               ││                                             │└─────────────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 8 号                 令和3年9月29日(水)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名)  1 番 島 田   茂 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 栄野比 和 光 議員    17 番 宮 城   浩 議員  3 番 大 城   隼 議員    18 番 森 山 政 和 議員  4 番 伊 禮   悟 議員    19 番 高江洲 義 八 議員  5 番 町 田 裕 介 議員    20 番 諸見里 宏 美 議員  6 番 瑞慶山 良一郎 議員    21 番 新 屋   勝 議員  7 番 屋富祖   功 議員    22 番 金 城 由 美 議員  8 番 稲 嶺 隆 之 議員    23 番 小 谷 良 博 議員  9 番 眞榮城 健 二 議員    24 番 新 里 治 利 議員 10 番 喜友名 秀 樹 議員    25 番 高 橋   真 議員 11 番 喜友名 朝 彦 議員    26 番 阿多利   修 議員 12 番 小 浜 守 勝 議員    27 番 伊 佐   強 議員 13 番 仲宗根   誠 議員    28 番 桑 江 直 哉 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    29 番 池 原 秀 明 議員 15 番 上 地   崇 議員    30 番 前 宮 美津子 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (なし)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長       桑 江 朝千夫    総務部長       石 原 昌 尚 副市長      仲 本 兼 明    企画部長       宮 里 善 伸 副市長      與那嶺 克 枝    企画部参事兼     山 内   強                     プロジェクト推進室長 市民部長     久 高 久 雄    上下水道局長     仲 本 兼 章 健康福祉部長兼  與那嶺 智 才    上下水道部長     新 里 智 昭 福祉事務所長 こどものまち   平 安   栄    消防長        知 念 順 一 推進部長 経済文化部長   花 城 博 文    教育長        比 嘉 良 憲 建設部長     比 嘉 直 樹    教育部長       島 袋 秀 明 建設部参事    我 謝 勝 俊    指導部長兼      花 城   修                     教育研究所長     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長     平 田 嗣 巳    議事課長補佐     金 城 優 一                     兼調査係長 事務局次長兼   仲宗根   剛    議事係長       喜屋武 千鶴子 庶務課長 議事課長     島 袋 勝 博 ○小浜守勝議長 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数30名、全議員出席でございます。 本日は、議事日程第8号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 休憩いたします。  休 憩 (午前10時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時01分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 それでは市長をはじめといたします沖縄市当局の皆様、そして議員諸兄の皆様、そして傍聴席の皆様、議席番号5番、自民党暁、町田裕介でございます。それでは早速ではありますが、通告に従い、一般質問をさせていただきます。 まず通告書の46ページをお開きください。質問事項1.特別支援学級についてであります。この質問はSDGs4番、質の高い教育をみんなに、そして17番、パートナーシップで目標を達成しように該当いたします。質問に入る前に、訂正をお願いします。③、④を入れ替えて質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは質問の要旨(1)本市の特別支援学級についてお伺いをいたします。そもそも特別支援教育とは障がいのある児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善、あるいは克服させるために適切な指導及び支援を行うこととされております。そこで質問の要旨①本市の特別支援教育方針について、考え方を改めて教えてください。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 おはようございます。町田裕介議員の一般質問にお答えいたします。 議員御指摘のとおり、特別支援教育は障がいのある幼児、児童生徒の自立と社会参加を見据えて必要な力を培うことを目的に行われるものであります。そのため各学校においては、特別支援教育に関する校内委員会の設置や特別支援コーディネーターの位置づけなど、その校内支援体制を整備し、教育上特別な支援を必要とする幼児、児童、生徒、一人一人の教育的ニーズに応じた合理的配慮を基に全職員が一体となった組織的な取組を推進しているところでございます。教育委員会としましても、学校はもとより関係機関と連携をしながら各学校における特別支援教育の推進を支援してまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 今、本市の考え方というものを改めて確認させていただき、次に移ります。 ②過去3年間における特別支援学級数及び在籍児童生徒数の推移についてお答えください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 令和元年度から令和3年度までの特別支援学級在籍児童生徒数は小学校で令和元年度540人、令和2年度618人、令和3年度668人となっております。中学校においては、令和元年度176人、令和2年度213人、令和3年度228人となっており、小中学校いずれも年々増加傾向にあります。それに伴い、特別支援学級数も小学校、令和元年度でございますが95学級、令和2年度103学級、令和3年度117学級、中学校においては、令和元年度33学級、令和2年度39学級、令和3年度は40学級となっております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。再質問させていただきますが、年々増加傾向にあるというのは、全国的にも同様であると認識しておりますが、沖縄市教育委員会として、今後もこの特別支援学級数及び児童生徒数の推移について、どのような認識をお持ちでしょうか、お答えください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 沖縄市の就学支援委員会への申請件数は毎年増え続けており、昨年は491件、今年度においての申請件数は500件を超えておりますので、今後も増加傾向が続くかと見立てております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 再質問いたしますが、年々児童生徒数の増加と相まって学級数も増え続けていくという見立てということで答弁がありましたが、教育委員会として、なぜ増え続けているのでしょうかということで、もし分かれば教えてください。そして、また特別支援学級に入る基準や判定方法というのは地域によって異なるとされておりますが、現在、沖縄市ではどのように判定しているのか、基準等々があればお答えください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 特別支援学級が増え続ける要因として、特別支援教育への理解が深まっていること、教員や保護者も特別支援学級をポジティブに捉えていることも要因の一つと考えております。さらに発達に障がいがある子供に関しましては、特別な支援が必要なので特別支援学級への措置という構図が考えられたことも増加の要因と考えております。また、特別支援学級の判断基準としましては、市の就学支援委員会というものがございますが、そこが総合的に判断し、決定しております。総合的判断の中には子供の障がいの状態、本人、保護者の意見、専門家の意見などが考慮されます。保護者から見た子供の特性や必要な教育的支援、それから医療機関で受けた診断書なども参考にしながら判断してまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員
    町田裕介議員 ありがとうございます。総合的に判断をしていくところで、ちょっと先ほど通告書の記載③と④を入れ替えさせていただきまましたので、今のお話も踏まえて、③特別支援学級の課題についてありましたらお答えください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 特別支援学級児童生徒の増加に伴い、教室の不足、それから専門的な知識を持った教員が不足している現状がございます。それにより支援体制がまだ整えていないというところも課題と捉えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 教室の不足と専門的な知識を有している教員が足りていないということが課題であるということでありますが、この専門的な知識を有している教員について、もう少し具体的にお答えできますか、お願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 専門的な知識を持った教員とは、特別支援教育に求められる専門性について、特別支援学校教諭免許状というものがございます。その取得が挙げられます。現在、小中学校においては教諭免許状を有する者であれば特別支援学校教諭免許状を保有しなくても、特別支援学校特別支援学級の教員になることが可能であります。このことから今後も専門性を担保することが必要であると考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 分かりました。ありがとうございます。 それではちょっと続いて質問なのですが、④特別支援学級担当者の専門的な知識を有している教員とは免許状を取得している教員ということでの答弁もありましたが、免許状取得状況についてお答えください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 本市の特別支援学級担当教諭免許取得状況について、特別支援学級担当者157人中68人が特別支援教育の免許状を取得または取得中も含みますが、有しております。率にすると全体の43.3%となっております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 本市においての免許状取得状況が43.3%であるとのことですが、ちなみにこの資格はどのようにしたら資格取得できるのでしょうか。試験料は自腹でしょうか。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 2つあると考えております。1つは教職員大学の中の特別支援免許を取得している方法と、もう一つは沖縄県の教育委員会が実施します免許状取得の方法がございます。その方法で現任校に勤めながら、夏季休業中などを利用して必要な単位取得をすると免許状がもらえるというところの2つの方法があると思っております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 わかりました。 特別支援学級が、先ほども御答弁にありましたけれども、必ずしも資格が必須ではないということは本員も承知をしておりますが、しかし、先ほど当局からの御答弁にもありましたとおり、教育委員会としては専門的な知識を有している教員が不足していることが、まだ課題であると言っている。そして一方、年々特別支援学級数及び児童生徒数は増えていくとなると、総数が増えていくということで相対的に43.3%というところが総数として、この児童生徒が増えているということで、免許状の取得状況はほぼ変わらないとしたときには、結局取得状況のパーセンテージが減って、先ほど課題とおっしゃっていた教員不足というところの専門的な知識を有した教員が不足しているというところの部分に関してはどうしても開きが出てしまって、解決の部分へなかなかつながらない。課題解決にはなかなかつながりにくいと考えました。そこで、本員、この現状を解決するにはまず専門的な知識を有した教員が必要ということであれば、資格を持った教員を増やすことを見据えて、行政として特別支援の免許を取る者に対する補助金を支給する等の対策をしていただきたいと思っております。そして、あるいは特別支援学級に判定される児童生徒が本当に発達障がいなのか。本当に精神障がいになるべき子なのかというきめ細やかな見極めを行った上で、その子の持つ個性を生かす教育へ本格的に切替を行われなければならないと思っております。 次の質問なのですけれども、そこで本員はインチャイルドレコードというものに注目をいたしました。県内でもなかなか耳にしないこのフレーズですが、質問の要旨(2)インチャイルドレコード、これはICRと略されると言われていますが、インチャイルドレコードについてお伺いいたします。①インチャイルドレコード(ICR)とは何か、御答弁お願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 インチャイルドレコードとは、教育現場で見られる発達の気になる子供を対象に子供が抱えている教育的ニーズや課題などをチェックし、適切な教育支援を行うための実態把握ツールでございます。身体面、情緒面、生活面、学習面の4つの領域と82項目のチェック項目からなっており、子供の実態把握を総合的に行います。教育現場で見られる子供の様子がチェック項目の内容と重なっているため、子供の発達の特性を知ることができるのがメリットでございます。インチャイルドレコードの結果を分析することで、子供の教育的ニーズや課題を把握でき、具体的な教育プランの提案を可能にすると言われております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ただいま御答弁いただきましたが、インチャイルドという言葉はインクル-シブニーズチャイルドの略でインチャイルドというような形で呼称されており、包括的教育を必要とする子を指します。例えば医療機関で何らかの診断をされた子供も含みますし、診断を受けておらずとも学習上、生活上の困難があり、支援が必要な子供も含みます。さらに家庭の環境とか、それと学校の環境、先生が変わったとか、転校したとか、そういう学校の環境によって一時的に包括的教育が必要な子供もここに含みます。つまり全ての子供が含まれるのであります。すなわち子供たちを一定のルール、そして先ほど82項目とおっしゃっていましたが、この項目に従って、記録していくビッグデータインチャイルドレコードであります。そこで、改めてちょっと確認しますが、インチャイルドレコードの有用性について教育委員会としての見解はありますでしょうか。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 インチャイルドレコードの情報としましては、指導課のほうに入っております。ほかの市町村で実用的に実証されているという情報が入っておりますので、その実証を基に本市において、必要とする学校がございましたら、周知していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時19分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時19分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 先ほどのインチャイルドレコードの御説明でも説明させていただいたところに重なる部分がございますが、子供の抱えている教育的ニーズの課題を把握するための標準的といいますか、領域等項目チェック項目が示されておりますので、その子供が抱えている教育的ニーズの実態を把握するツールとして優れたものだと認識を持っております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 一定の評価、優れたツールという認識があるということでありますので、次の質問であります。 質問の要旨②県内他市における導入状況等についてお答えください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 宜野湾市内全小中学校にインチャイルドレコード電子システム版を導入中という情報がございます。学校側から稼働したいという要望があったところは小学校で3校、中学校で2校あると伺っております。また、うるま市にはモデル校として、小学校1校のテスト導入中との情報があります。令和4年度から3校ほどに増える可能性があると伺っております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。実はこのインチャイルドレコードの導入の先駆けというものが今、御答弁ありました宜野湾市であります。嘉数中学校が県内の導入の始まりであると伺いました。当時の嘉数中学校はかなり荒れていて、様々なタイプの生徒がいたらしいのですが、琉大の教授で韓 昌完(ハン チャンワン)教授が考案したのが、インチャイルドレコードでありまして、それを学校が導入して、児童生徒教育的ニーズや課題を分析することで、その子に合った具体的な教育プランを可能にし、その結果、学校が安定したということが実績として話題になり、今では宜野湾市内小中学校でこのインチャイルドレコードシステム導入という運びになっていると聞いております。費用確認していないのですけれども、費用もそこまでかからないと聞いておりますし、ネット上にもこのフリーで使えるシートにチェック項目を入れていって、その子は多動ですとか、いろいろな形の特性があるとかという分析をされるのがこのインチャイルドレコードのシートでありますので、ダウンロードもできるようになっているということでありますので、要は教育委員会やる気一つで検討はできると思っているわけであります。そこで質問の要旨③今後、インチャイルドレコード(ICR)の本格的な導入を検討できないかお答えください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 実際に導入している市での取組状況も見ながら発達に特性のある子供にどのような効果があるのかを検証し、本市の小中学校の実態を踏まえながら今後の検討事項としたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 申し訳ないのですけれども、他市の状況を踏まえるという消極的な答弁はいらないのですけれども、本市として必要かどうかというものを検討できないかというのを聞いております。もう一度お願いします。やっている学校もあると本員は把握していますけれども、それを踏まえて御見解をお願いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 教育的効果が高められるインチャイルドレコードのシステムだと考えておりますので、導入に向けて検討してまいりたいと考えています。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ただいま検討もしていきたいとありましたが、山内中学校でしたが、教員が積極的にこのインチャイルドレコードをやっていく状況があるということで、教育委員会もそういう学校、モデル校ではないのですけれども、ちょっと応援をしていっていただきたいと思っていますので、ぜひ何かモデル校みたいな形の実証で何か入れるとか、そういう形を検討していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 それでは続いての質問に移ります。質問事項2.多胎児世帯の支援について。この質問はSDGs附帯番号11番、住み続けられるまちづくりを。そして、子供に対する虐待防止という観点からも16番、平和と公正をすべての人に該当いたします。本員の令和元年12月406回の定例会において、双子ちゃん、三つ子ちゃん、いわゆる多胎児の支援について、質問をさせていただきましたが、その後の進捗確認をさせていただきます。質問の要旨(1)多胎児世帯に対する支援について。質問の要旨①本市の多胎児世帯数の推移についてお答えください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどもまち推進部長 おはようございます。町田裕介議員の一般質問にお答えいたします。 本市の多胎児世帯数の推移について、母子健康手帳の交付の際に把握した世帯数でお答えさせていただきます。平成28年度13世帯、平成29年度21世帯、平成30年度18世帯、令和元年度14世帯、令和2年度16世帯となっております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 過去5年で見ると多いときで21世帯、少なくても13世帯という数字でありましたが、質問の要旨②コロナ禍において本市に寄せられる多胎児世帯に関連する主な相談内容について、教えてください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどもまち推進部長 お答えいたします。多胎児世帯からのコロナ禍における主な相談内容としては、里帰り出産や産後に家族サポートを受ける予定だったが、県をまたぐ移動ができなくなったことや、家族以外のサポートも受けたいが、コロナの感染が怖くて保健師や支援員の訪問を躊躇してしまう。多胎ママの友達がほしいが、コロナ禍で交流の機会が少ないなどが寄せられております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 本員も、前回の質問のときにもそうなのですが、多くの多胎児世帯の保護者様からお話を伺いさせていただいて、そこで多くの子供がいる多子世帯と、そこももちろん大変ではあるのですけれども、やはり多胎児世帯というのは精神面でも想像を絶する負担がありまして、普通の育児の3倍から4倍というほど大変という表現をよくされます。夜泣きの部分とか、交互に起きるとか、それがずっと繰り返されるとか、もちろん配偶者がいる場合はそれはもう一緒に共同でできるのですけれども、シングルで多胎児を育てているという御家庭というのもやはり市内ではあって、そこの部分というのはもう本当に精神的な負担。それから経済的な負担というものもあります。例えば洋服に関してもおさがりではなくて、一度にそろえないといけないというところはありますし、消耗品、それからベビーカーも多胎児用になったり、全ての費用が多くかかってしまうというところがよく言われておりますが、しかし、我が沖縄市は多胎児世帯特有負担感軽減のために、他市に先駆けて多くのすばらしい事業を行っていると聞いております。 質問の要旨③本市における多胎児支援の状況についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどもまち推進部長 お答えいたします。 本市における多胎児世帯への支援につきましては、多胎児世帯の経済的負担や育児負担の軽減を図るため、栄養食品、粉ミルクの支給を行うとともに、家事や育児等の支援を行う育児支援員の派遣を行っております。また、令和3年度からの新規事業として、双子手帳を交付するとともに、妊婦健診にかかる費用の公費負担回数を通常の14回から多胎児世帯に関しては19回へ拡大しております。また、多胎児を妊娠または育児している世帯同士の交流や情報共有の場として、多胎児交流会を実施しております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 昨今、政府は多胎児世帯に対して支援強化を図っていくという方針を示して、本年度から始まった妊婦健診に係る費用の公費負担回数の拡大の国の事業も早速、沖縄市は取り組んでおりますし、先ほどもお話があった双子手帳、同じページに同時に成長の記録を記入することができる双子手帳の配布、そして以前、一般質問の際に要望させていただいた保護者間の交流会ですが、そこも本年よりスタートしているということでありました。さらに與那嶺副市長が議員時代のときに頑張って導入した粉ミルク支援事業も継続していますし、支援員のヘルパーの派遣、ここまで多胎児世帯への支援が手厚い自治体というのはほかを探してもなかなか見つからないと思います。ほかの自治体の事例等々いろいろ本員なりに調べたのですが、本当に沖縄市というのは進んでいて、まさにこどものまち宣言をしているところの部分でもやはりパイオニアだと実感しております。 そこで再質問させてください。本年度の新規事業が今回数多くあります。それらの周知方法についてどのように行っているか、お答えください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどもまち推進部長 お答えいたします。 乳児用調整粉乳(粉ミルク)支給事業や育児支援員派遣事業、妊婦健診に関しては妊娠届出や出生届出、転入妊産婦の受付において世帯を把握した時点で窓口にて案内チラシを配布し周知するとともに、「こんにちは赤ちゃん事業」訪問時にも再度案内しております。また、今年度から始まりました多胎児交流会につきましては、対象の妊産婦へ郵送にて案内チラシを送付し、周知しておりますか。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 確認です。今、妊婦健診に係る費用の公費負担回数の拡大に関して周知方法はどのようにされていますか。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどもまち推進部長 妊婦健診に関しましては、先ほども答弁しましたが、妊娠届出や出生届、転入妊産婦の受付において、多胎を把握した時点で窓口にて案内チラシを配布し、周知しております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 市長、本当にこれはすばらしいことだと思っております。先ほどの答弁の中にはありませんでしたが、沖縄市は多胎児世帯の保育の必要性の認定にもこの多胎児世帯というのを入れ込んでおります。本当にこの取組というのは、先ほども申し上げたとおり沖縄市がこどものまちとしての表現でいいのか、他市をリードしている象徴であると思っております。マスコミの皆さん、聞いておりますか。ここまで多胎児支援を強化している自治体というのはなかなか本当にないのです。確かに世帯数は小さいかもしれないです。小さな声もちゃんと拾い上げておりますので、ぜひ記事にしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 最後に④今後の取組についてお答えください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどもまち推進部長 今後の取組については、今後も多胎児支援に関する現在の取組を継続するとともに、交流会や訪問支援などを通してニーズの把握や支援の充実に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。引き続きよろしくお願いしたいと思います。 ここまで様々な事業を実施していただいて、本当にすばらしいとは思いますが、本員として一つ提案があります。多胎児世帯の方々、特に先ほど申し上げたとおり、シングルでお子さんを育てている御家庭というものは行政手続もままならないと伺いました。ぜひ行政の事務手続に関して出張受付あるいは郵送、郵便受付というものが実施できるように調査研究をしていただきたいと思っております。現にコロナ禍では一部実施したと伺いましたが、コロナ収束後もぜひ行政手続の負担軽減、検討していただけたらと思っておりますので、こちらを要望して次の質問に移ります。 質問事項3.公園行政について。この質問はSDGs附帯番号11番、住み続けられるまちづくりを該当いたします。それでは質問の要旨(1)防災公園についてであります。どのような公園でも災害時の避難場所としての使用、それから火災による延焼防止、救援、復旧拠点など、防災に資する場所として、公園はその役割を有しており、その中でも特に防災のために効果的に整備され、指定緊急避難場所としても指定されている公園が防災公園であると認識をしております。そこで、質問の要旨①本市における防災公園の整備状況及び今後の整備計画について、確認させてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 おはようございます。 防災公園の整備状況につきましては、若夏公園に断水した場合に備え1万人が3日間利用できる量の緊急用貯水槽を水道局より整備されております。また、マンタ公園には一時避難生活に備え、かまどや非常用トイレに利用可能なベンチや、防災用テントを設営する際に利用可能な遊具及びパーゴラを設置しております。そのほかコザ運動公園、若夏公園及び美東公園には飲料水及び非常食等が備蓄されております。今後の防災公園の整備計画につきましては、令和元年度に策定した防災公園導入施設検討業務の中で一時避難場所に位置づけられた12公園のうち10公園を対象に防災機能を備えた施設等の検討を行っております。その中で整備優先度の高い美里公園、若夏公園、南桃原二丁目公園の3公園において、今年度非常用トイレと非常用照明を設置する予定であります。そのほかの公園につきましても、予算等を勘案しながら順次取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 着々と整備が進んでいるという印象があり、本年度においても美里公園、そして若夏公園、南桃原二丁目公園の3公園の整備計画があるとのことでございましたが、そこで質問の要旨②八重島公園を防災公園として活用できないか、御見解をお伺いさせてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 八重島公園は地域防災計画の中で指定緊急避難場所に位置づけられていることから、防災公園としての整備対象となっております。しかしながら、近隣自治会に自主防災組織がないことなどから整備の優先度は低く、今後、八重島公園にどのような防災機能が必要かも含め、関係部署と連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 すみません、ここで再質問したいと思いますが、今の御答弁の中で指定緊急避難場所として指定はされている。優先順位が低いという御答弁があって、その中で自主防災組織がないことから整備の優先順位が低いとのことでしたが、例えば仮に逆に地域の自主防災組織、地域から要望があれば防災公園としての整備対象として優先順位が高くなっていくという認識でよろしいのかお答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 御質問のとおり、防災公園導入施設検討業務の中で見直しを図るなど優先度は高まると認識しております。整備に向けては先ほど申し上げましたが自主防災組織や市民意見を伺いながら、施設整備等の内容や財源確保も含め、関係部署と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 実はこの八重島エリアの地元の方を含む複数の方から、この広大な面積を有する八重島公園も防災公園として位置づけてもいいのではないかという声があって、今回この質問を行っております。 先日ですが稲嶺議員の一般質問の中でもこの八重島公園にステージ設置ができないかという提案があったと思いますが、その案ですが、今の本員の質問と大変親和性が高いと思っております。どういうことかと申し上げますと、仮に八重島公園を防災公園としての機能向上に向け整備をするとなると、国の補助金が活用できる可能性が出てくるわけであると思っております。現にマンタ公園の整備というのは、防衛施設周辺対策事業、8条予算を活用しておりますし、国交省においても備蓄倉庫、そして貯水槽の整備予算が用意をされております。例えば国交省の予算を活用して備蓄倉庫を整備するという形で、平素はステージとしてダンスの練習場所、あるいは野外のイベントで使用できるフリースペースとして開放する。そして有事の際にはそのステージの下にある備蓄倉庫あるいは貯水槽なのかそういう倉庫としての役割を発揮するということができれば、一石二鳥ではないかと思っておりますが、改めてこの話を聞いて部長の考えをもう一度お聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 御質問にお答えいたします。防災公園につきましては、様々な機能が必要と考えております。御意見のありました件に関しましては、慎重に検討していって、できるかどうかも含めまして検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 防災公園の整備に関しては当然、予算も絡む話であり、優先順位というのが設定されている中で、ステージ整備と併せてという形は少々乱暴かとは思って認識はしておりますが、ぜひ八重島公園を防災公園としての機能向上を図ることを目的に整備といいますか、そういうものもコロナ禍でありますので、ぜひ野外でのイベントができるところというものも、整備を同時にやれば一石二鳥かと思っておりますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。 それでは続いての質問の要旨(2)については割愛させていただきます。 続いての質問であります。質問の要旨(3)こちらは本員が議員に当選して、最初の一般質問でお願いをさせていだきました。沖縄市上地第一公園についてであります。①公園整備の経緯についてお答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 上地第一公園整備の経緯につきましては、当該公園は供用開始から40年を経過しており、滑り台やトイレ、園路等の老朽化や石積擁壁に亀裂等が生じていることに加え、公園敷地が周辺より高く位置し、公園内の様子が見えにくい状況にあるなど公園利用に際し課題を抱え、早急に対応する必要があったことから、令和元年度から災害の発生を未然に防止することを目的に取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 それでは質問の要旨②に移ります。現在の状況及び今後のスケジュールについてお答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。上地第一公園の現在の状況につきましては、令和2年度より施設の遊具及びベンチやトイレ、園路等の公園施設の取り壊しや敷地造成工事を行っております。今後、トイレやコンビネーション遊具の設置等を進め、令和4年度の工事完成に向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 令和4年度の供用開始を目指していくというところでの御答弁だったと思いますが、当初この工事が決定したとき、2期工事ということをおっしゃっておりました。そこで2期工事というところで地元の自治会を含めての説明があったと認識しておりますが、その後、3期工事に変更になって、令和4年度の供用開始ということで、工事完成時期が延び延びになっているという現状について、地元が大変心配しています。よくくすの木通りみたいな形を例に挙げておっしゃる方がいるのですけれども、あんな感じでそのまま今のままで工事が進まないで捨てられるのではないかと、いろいろな心配事が上がってきておりますので確認させてください。本当に令和4年度に完了して、供用開始が実現できるのかお答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 地元の皆様には大変御心配をおかけしておりますが、この整備につきましては単独費を活用して実施しております。限られた予算の中で、令和4年度の完成に向け着実に整備を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 確実に整備をしていくということで、今、御答弁いただきましたので、確実に整備をしていただきたいと思っております。あのエリアは、公園の周辺は以外に子育て世代が多くて、地域の方々をはじめ、近隣の学童も公園の完成を楽しみにしておりますので、引き続きぜひ令和4年度供用開始を楽しみにしております。よろしくお願いします。 それでは通告書47ページお開きください。この質問はSDGs附帯番号3番、すべての人に健康と福祉をに該当いたします。質問事項4.子ども達のマスク生活の影響及びコロナワクチン接種についてお伺いをいたします。質問の要旨(1)子どもたちのマスク生活について様々な影響が出ることを懸念し、お伺いをいたします。質問の要旨①子ども達のマスク生活の影響について当局の見解をお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の対策として、文部科学省発出の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~学校の新しい生活様式~」を基に児童生徒へ指導しております。その中でマスクの着用については、身体的距離が十分取れないときはマスクを着用すると表現されております。ただし、マスクの着用については、長時間の使用による低酸素症などの健康被害を指摘する医療専門家の声もあります。そこで児童生徒の様子などを踏まえ、臨機応変に対応することと示されております。例えば十分な身体的距離が確保できる場合はマスクの着用はしておりません。また、気温、湿度が高い日には健康被害が発生する恐れがあるため、マスクを外したり、体育の授業などにおいてはマスクの着用をしておりません。学校の新しい生活様式に記されておりますので、その衛生管理マニュアルに沿って指導するよう学校に周知しております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 低酸素症とかそういう形が考えられるところで、臨機応変に対応していくという御答弁でありましたが、本員なりに調べたことですけれども、ウイルスの大きさというものは0.1マイクロメートル、1ミリの1,000分の1であります。不織布マスクの網目、こちら3から5マイクロメートルであると言われております。単純計算で30倍から40倍ほどマスクの網目のほうが大きいわけでありますが、これを日常生活のものに例えると、ざるに水を流すのと変わらないといわれておりますが、厚生労働省の公式見解でもマスクでウイルスは防げないというコメントも出ております。ただ、飛沫に関しての行き来は防げるわけで、あくまでも咳などの諸症状がある場合における、公共の場でのエチケットと考えております。つまりマスクをしているからといっても、先ほど御答弁にもありましたソーシャルディスタンスが保たれていなければ感染リスクを防げるというものではないという前提の中で、子供のマスク生活について目を向けると、歯科口腔保健についてでありますが、島田議員のほうが詳しいと思うのですが、日本歯科医師会専務理事からのコメントでも、マスク生活における息苦しさから口呼吸となり、口の中が乾燥することで唾液による防御反応が低下し、口臭や虫歯、歯肉炎の発生率が高くなるというコメントが出されております。本員は子供たちの虫歯予防のためには当然、食後の歯磨き、そして小まめな水分補給はもちろんのこと、周囲に人がいないときにはマスクを外すということも必要であると認識をしております。例えば今、「ソーシャルディスタンスが保たれているからマスクを外していい」とか、「いや、今はもうリスクが高くなっているからマスクをしてください」というメリハリをつけていただくような形がいいのか、ちょっと難しいとは思いますが、より子供たちや学校の先生たちに、マスク生活は歯の健康に影響があるということを知ってもらうことも大変重要であると思っております。つまりマスクを外すタイミングも必要であると考えております。時間を決めるなどして、この歯の健康のためにそういうマスク生活を促してほしいと思いますが、そもそも歯とマスクの件の因果関係は知っていましたか。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 承知しておりませんでした。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 では調査研究をしていただいて、そういうことも影響として起きるということで、ぜひ学校現場の教員の皆さんにも周知のほうもお願いしたいと思いますが、それを踏まえて、質問の要旨②今後の方針についてお伺いいたします。御答弁お願いします。
    小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症が収束するまでは感染症対策としての一方法、マスク着用の推奨を進めてまいります。これまで感染症対策を講じてきましたが、これからも継続して感染症対策を講じてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 続いての質問に移ります。 質問の要旨(2)10代の児童生徒に対するワクチン接種について、お伺いをいたします。①新型コロナワクチン接種に対する当局の認識についてお答えください。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどもまち推進部長 お答えいたします。 本市では現在、厚生労働大臣の指示であります「新型コロナウイルス感染症にかかる予防接種の実施について」に基づきファイザー社製のワクチンを用いて接種を進めておりますが、令和3年6月1日の改正により、当初16歳以上であった接種対象年齢を12歳以上に引き下げ対象者が拡大されております。それに伴い、本市でも12歳以上への接種券や予診票の送付を行い、個別接種や集団接種での受入れを行っております。また、中部地区医師会との調整により12歳から15歳の子供を持つ保護者には接種の際の同伴や原則医療機関での接種、母子健康手帳の持参を必須としており、その確認事項を伝えるためにコールセンターでの受付のみの対応を行っております。12歳から15歳の接種には保護者の同意が必要なため、判断に悩む保護者から相談があった際はワクチン接種のメリットやデメリット、接種後の副反応などを保健師等から説明をするようにしており、ワクチンに対する内容を理解した上で接種を希望する、希望しないかの判断をしてもらっております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ただいまの御答弁のとおり、ワクチン接種のメリット、デメリットを今お答えできますか。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどもまち推進部長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症が長期化する中、医療の観点からも社会経済活動への影響を最小限にするためにも蔓延防止を図ることを目的とするワクチン接種は感染症対策の一つとして重要なものとなっております。ワクチン接種につきましては、御本人の意思に基づき受けていただくことを前提としておりますが、副反応等のデメリット等もありますので、そういうことを周知していかなければいけないと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 今ちょっと調整もなく、メリット、デメリットという話をしたので、デメリットは今手元にない形なのか、ただいまの御答弁のとおりワクチン接種のメリット、デメリットの副反応等についてはしっかり説明を行って、自己判断のもとに接種をしなければならないというのは当然のことではありまして、日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会、正式コメントによると児童生徒に対する副反応報告はないという報告をなされている中で、12歳以上の健康な子供へのワクチン接種は意義があるという発言がありますが、本員も公の人間としては、そして国政を答申する者としてはワクチン接種を推進していかなければならない立場ということでは認識しておりますが、一方でワクチン接種に懐疑的で絶対に接種しないという方々の声もあることから、今後も一定数の方々は接種をしない方、接種を希望しない方が存在をし続けるという認識があります。そこで世界に目を向けたとき、やはり2割から3割、多い国では4割もの人が接種を希望していません。そこで本員は日本でもそのようになると考えておりますが、その方、任意接種の下で接種を希望しないという方が住みにくい世の中であってはいけないと思っています。確かに接種をしないと選択した方は自己責任の上で任意で接種を拒んでいるわけであります。また、基礎疾患、病気の治療中のために受けたくても受けることができない方々もいらっしゃいます。任意接種をうたっている以上、強制をすることはあってはいけないと思っておりますが、例えばある学校で接種済みの生徒の確認のために挙手をさせた事例というのが話題になりました。その子、あるいはその子の保護者も一定の自己責任の上で接種を希望しない選択をしたわけでありますが、そのような生徒に対しても特別扱いをされないような十分な配慮というものが今後は大変重要になってくると考えております。 そこで質問の要旨②、各小中学校における新型コロナウイルスの予防対策について、取組について教えてください。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 基本的な感染症対策としまして、手洗い、マスク着用、換気などの徹底が挙げられます。また、授業においての飛沫を防ぐための措置、身体的距離を取る。それから給食などでの黙食などが挙げられます。朝の登校時における検温の徹底、そこも加えられると考えております。さらには市の配置としまして、スクールサポートスタッフの配置により消毒作業なども徹底されております。さらに感染者が発生した場合の学校の迅速な対応として学校PCR検査というものもありますので、感染予防対策にも通ずるものだと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 ありがとうございます。 今、取組について説明いただきましたが、基本的な感染症対策に加えて、コロナに負けない体力づくりも重要になってくると思っておりますので、最近はコロナの影響によって、体を動かす機会も失われておりますし、また免疫力も低下しているというデータもよく聞きますので、ぜひ学校を挙げての基礎体力づくり等々にも意識をしていただきたいと思っております。 それでは続いての質問に移ります。質問事項5.東部海浜開発事業について。この質問はSDGs附帯番号8番、11番、14番、17番の4項目に該当いたします。質問の要旨(1)今回は東部海浜開発事業のうち人工ビーチの暫定供用開始時期にフォーカスを当てて進捗状況について質問をいたします。質問の要旨①暫定供用開始に係る道路整備の進捗状況についてお答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 人工ビーチの部分使用に当たっては、人工島の南側に位置する人工ビーチへのアクセス道路が必要となっており、県において整備が進められております。道路整備の進捗状況といたしましては、県と連携しながら取り組みを進めており、令和5年度末のビーチ部分使用に向け、アクセス橋梁4車線中2車線、橋梁からビーチに至る近郊道路4車線中2車線を整備する予定となっております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 すみません、橋梁4車線のうち2車線暫定開始の部分で分離していくとお話がありましたけれども、この工事車両と一般車両の分離、そして警察との協議、要は道路の安全管理についてどのようになっているか再質問させてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 人工ビーチの部分使用における車両の安全管理につきましては、一般車両と工事車両の動線を分離するなど国、県と検討を進めております。また、工事中の人工島内で一般車両を通行させるに当たり、警察とも確認や調整を適宜進めており、今後も人工ビーチの利用者が安全に使用できるよう関係部署と調整を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 続いて②上下水道の進捗状況について教えてください。 ○小浜守勝議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 おはようございます。それでは町田裕介議員の一般質問にお答えをいたします。 水道施設につきましては、平成30年度に設計業務を行っており、令和4年度に橋梁への水道管の添架を予定しております。また、人工島内の臨港道路につきましては、令和4年度に設計業務を予定しており、令和5年度には県の事業と合わせて施工できるよう計画を進めております。下水道施設につきましては、令和元年度までに汚水施設と雨水施設の基本設計を行っており、上水道同様に関連する県の橋梁及び臨港道路の整備事業と合わせて施工を行う予定でございます。令和5年度末の人工ビーチの部分使用に向け、関係部署と密に連携を図り水道、下水道の両施設において、総合的に検討しながら必要箇所の整備に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 続いて③は割愛します。 ④でございますが、今、庁内の連携についての確認だったのですが、④その他の関連部署とはどのような連携を取っているのかお答えください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 人工ビーチの部分使用に関しましては、造成工事や道路工事など様々な工事が進められている中での実施となりますので、国や県、市の関係課などと密に調整を進めているところでございます。特に橋梁や臨港道路、人工ビーチを含む海浜緑地の整備を進めている沖縄県とは施設整備の内容やスケジュールとともに部分使用時の管理手法や安全管理などについて協議の開催頻度を高め、具体的な調整を進めております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 国、県、庁内関係部署との連携は当然のことではあるのですけれども、何よりも地域との連携を大切にしていただきたいです。これまでも連携していると思いますが、地域を巻き込んで環境に関する教育面、そしてアフターコロナにおける観光面など、地域に与える事業であってほしいからこそ引き続き事業を推進する上で、地域も置き去りにしないようにしっかり巻き込んで事業推進していただけたらと思います。 最後の質問です。質問の要旨⑤現段階で暫定供用開始時期に変更はないか。つまりスケジュールに遅れはないか確認させてください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 人工ビーチの部分使用に関しましては、市民の皆様方が楽しみにしているという声もお聞きしております。期待感が高まっていると感じております。令和5年度末の人工ビーチ部分使用に向け、道路や上下水道などのインフラ整備や部分使用時の管理手法や安全管理などの調整を、今後も関係部署一丸となって市長先頭に全力で取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 今おっしゃったとおり市民、期待をしておりますので、ただ一方でまた遅れるのではないかという声も聞こえてくるのも事実でありますので、もう確実にしっかりこのスケジュールどおり進めていただきたいと思っておりますし、また再質問なのですけれども、今コロナウイルスの影響で要請活動も困難な状況であると思われている中で、ではこのスケジュールに遅れを取らないためにどういった要請行動等々、調整をやっているのか、改めてお聞かせください。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 潮乃森の早期完成に向けては、これまで市長を先頭に沖縄市東部海浜開発事業推進議員連盟の皆様や、沖縄市東部海浜開発推進協議会など、地域の団体の皆様とともに、関係いたします国会議員の方々をはじめ、国及び県へ働きかけております。今年度につきましては、新型コロナ感染症の影響により直接お伺いしての要請活動は自粛している状況でございますが、早期の事業完成や事業への支援などに関して郵送による要請を行っているところでございます。今後とも事業の早期完成などに向け、でき得る限りの要請活動を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 分かりました。先ほどの質問です。 暫定供用開始に変更はないかと本員はお尋ねをして、変更はないと本員は受け取ったのですが、その通りとして認識してよろしいということでいいのかどうか、改めて聞きましょうね。令和5年度末にはしっかり暫定供用開始できるということの認識でよろしいでしょうか。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 御質問にお答えいたします。 人工ビーチの供用開始部分使用に関しましては、国、県と緊密に調整を図りながら進めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 町田裕介議員。 ◆町田裕介議員 分かりました。本当に市民楽しみにしていますので、ぜひ暫定供用開始後、バーベキュー等そういうものをすぐできるだけの整備はそこもしていただきたいと要望をさせていただきまして、本員の今回の一般質問を閉じさせていただきます。丁寧な御答弁ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で町田裕介議員の一般質問は終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時10分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時20分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 こんにちは。本議会も一般質問の最終日となりました。今日は本員、日本共産党の池原秀明も最終日の一般質問の中で2番の登場となりますけれども、ぜひ当局におかれまして、しっかりと質問の趣旨を受け止めていただいて、明快なる御解答を承りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは皆さん、通告書の48ページをお開きいただきたいと思います。質問事項1.土地規制法についてであります。この件では質問の要旨(1)から(5)までは答弁の繰り返しになるということで、質問はいたしません。しかし、質問の要旨だけ述べて、後で個人の意見を述べたいと思いますので、皆様方の御理解を賜りたいと思います。 まず質問の要旨(1)重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律についてお伺いしたいと思いました。 質問の要旨(2)基地の周辺などを注視区域に指定し、機能阻害行為の有無など土地利用状況を調査についてお伺いしたいと思いました。 質問の要旨(3)利用規制の対象となる区域で売買等の届出義務が罰則付きで科される特別区域になると市民の土地利用や経済活動に支障が出ると認めているが、政府補償はしないという。この政府の方針について市長の見解をお伺いしたいと思っておりました。 質問の要旨(4)利用規制の対象となる注視区域は国が政令で指定することは市民の権利侵害ではないか、市長の見解をお伺いしたいところでした。 質問の要旨(5)政府は、役所や事業者、地域住民から情報提供を受ける窓口を作るという。情報を提供するよう、具体的規定は示されたか伺うということでありましたが、また本市は受任することになるのか市長の見解をお伺いすることになっておりました。 しかし、この件については質問の要旨(1)から(5)までの質問の趣旨について、当局と質問の聞き取りの際に全ての件で現時点では基本方針が定められていない。さらに今の段階で確認できない状況にあり、政令も定められていない。数値も届いていないので、今後も国の動向を注視していくことになるというお話でありました。それでは質問の議論もしようがない。そういうことで、本員は戸惑っております。去る6月議会の第415回定例会において、同じ質問をしたけれども、その時点では基本方針が示されていない中で、確認ができないので、答弁の繰り返しになってしまいました。そこで今回は少し進捗があったのではないかと再度同じ質問をすることにいたしましたが、いかんせん本議会でも進展がなく、6月議会同様の答弁しかできないということですので、基本方針や政令等が出された時点で再度、一般質問したいと思います。本員は本案が沖縄県民に与える影響があまりにも大きいということで注視をしてまいりたいと思います。そこで少し意見を述べたいと思います。今般、政府与党は通常国会の閉会日の6月16日の未明に米軍基地などの周辺1キロメートル以内、国境離島の住民を監視下におくことを内容とする土地利用規制法の成立を強行いたしました。政府は運用の基本方針を来春にまとめ、夏には監視対象区域を決定する。本法の内容はプライバシー権や思想、信条の自由など日本国憲法が保障する国民の基本的人権や地方自治保障に重大な侵害をもたらす危険が大きく、特に米軍基地が集中し、国境離島でもある本県は県域、県民全体が監視対象とされる可能性も否定されてはおりません。本法の特徴は調査対象や範囲、調査機関、調査の実施法、実施主体などについて、法的歯止めが何もなく、法施行後の政令、布令、閣議決定に白紙委任され、これらの具体的内容が政府の判断に委ねられることであります。特に沖縄県内では米軍基地が33施設、自衛隊基地が50施設、海上保安庁が8施設存在する市街地に隣接する施設も多く、沖縄市をはじめ、中部地域では市街地や商業施設の多くが規制の対象となる可能性があります。ハーグ陸戦法規やポツダム宣言などの国際法に違反して、集落を強制収用して建設された米軍基地に隣接して居住や土地利用している住民の権利を、後発的にさらに侵害することは受け入れられない。また、県内、特に離島などは外国資本による観光投資も多く、既成の県経済への悪影響も懸念されます。注視区域住民をスパイ視することにつながりかねず、一層の監視社会を招くもので認めるわけにはいきません。また、地方自治体に政府の下請け機関になるよう、調査の協力要請を求めることが憲法、地方自治法上の住民の人権保障を責務とする自治体にその役割の放棄を求めるものとなっている点で、地方自治の憲法的保障にも反していて、とても認められない。強く抗議して撤回を求めるものであります。 それでは皆さん、49ページ、質問事項2.新型コロナ感染から住民の命を守ることについて質問をしたいと思います。質問の要旨(1)政府の「入院制限」方針の対応についてお伺いしたいと思います。まず急増している自宅療養者や宿泊施設療養者が急激に増悪して重症化し、命を脅かせる事態を避けることが緊急に求められておりますけれども、重症化させないことは早期退院にもつながり医療逼迫を改善し、必要な方が入院できる状況を広げることにもなります。コロナ感染症急増で本市でも議員に報告される新型コロナウイルス感染に係るSNS発信情報は、市内小中学生の陽性者の数が増えてきている現状であります。そのことは子供が学校や学童クラブ等で感染をし、その濃厚接触者となり、家庭内での家族に感染を広げたり、また逆に親や家族の方が家庭内に新型コロナウイルスを持ち込み、最近は特にデルタ株の変異ウイルスが持ち込まれ、子供や他の家族に感染を広げるという悪循環を繰り返しております。現実が見えてきます。このようにコロナ感染症急増で家庭内感染が増えております。陽性者の入院、あるいは宿泊医療を進めて陽性者と濃厚接触者と家族とを分離することがとても大事であります。特に乳幼児の育児、高齢者の介護を必要とする家庭は家族が陽性者になったり、濃厚接触者になると育児、介護が必然と濃厚接触者となり、感染を広げてしまう結果になってしまいます。その対策としては、お互いを隔離することが必要であります。家での個別隔離は困難で入院、ホテル等の宿泊医療等が行政として対応が求められております。そこで市の現状についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。①入院待機ステーションや宿泊療養施設についてお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 こんにちは。池原秀明議員の一般質問にお答えいたします。 入院待機ステーションにつきましては、新型コロナウイルス感染症の急激な増加に伴い、自宅療養者等の入院調整が整うまでの間、一時的に医療ケアを受けながら待機する施設として、沖縄県の運営により県内2か所目の施設として、9月1日から沖縄市体育館にて開始しております。また沖縄県が設置しております宿泊療養施設につきましては、県内で6施設ございます。9月7日時点で約5割の355室が稼働しており、うち本島中南部でも同じく約5割の283室で稼働となっております。本市におきましても家庭内感染を防ぐために令和2年8月より家庭内感染拡大防止事業を実施しております。施設数は5か所で令和3年度は9月14日時点で46世帯68人が利用しております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 これまで入院待機ステーションが県の要望で沖縄市の体育館でこれが実施できたということで大変喜ばしいことであります。これもまた市当局のお力添えもあったことだと思います。感謝申し上げたいと思います。 それでは再質問を行いたいと思います。本市の対応が8月より実施しておりますとの御答弁ありがとうございます。しかし、施設数が5か所では不足ではないか。増やせないかと思います。そこで家庭内感染を防ぐために家族と分離することが大事であります。臨時的医療施設の登録、さらに宿泊施設を改善し増床すること。さらに医療機関の人的な支援をすること。さらに中和抗体療法を活用することについてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 臨時的な医療施設につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法において、都道府県の知事はその区域内において、病院その他の医療機関が不足し、医療の提供に支障が生じると認める場合には、臨時の医療施設において医療を提供するとされております。また、同様に医療提供体制の構築、地域の医療機関等への協力を求めること。さらに中和抗体薬の活用方法についての見解につきましては、令和3年9月14日付、厚生労働省文書、「今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた医療提供体制の構築に関する基本的な考え方について」により沖縄県に対し、通知されております。いずれの件につきましても、事業主体は沖縄県でございます。本市といたしましては、県と情報共有を図りながら新型コロナウイルス感染症対策を行ってまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ②感染の新たな事態の対応についてお伺いをしたいと思います。 ア.臨時的医療施設の設置について。先ほどは登録でしたけれども、今回は設置についてお伺いしたいと思います。本市において新しく臨時的な医療施設の設置と医者や看護師の確保についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症に対する臨時的医療施設の設置等につきましては、沖縄県において感染の拡大状況に応じた計画的な体制整備を行うものとされております。本市といたしましても県や関係機関に対し、流行期においても医療体制の不足が起こらないよう必要な協力を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 必要な措置については実施していきたいということです。またよろしくお願いしたいと思います。 イ.さらなる病床確保に向け、医療機関の協力を得て全力を尽くすことについては、市民が安心して入院療養ができるよう医療機関の協力を得る施策についてお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症対策のため、昼夜を問わず勤務をなさっておられる医療関係の皆様に対し改めて感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染症に対応する病床数につきましては、令和3年9月9日に発出されました沖縄県対処方針によりますと、沖縄県から重点医療機関等に要請を行い、536床から844床に増床されております。県としましても、引き続き入院病床の確保を求めるとされております。本市といたしましても引き続き情報共有を図りながら必要な協力を行っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。県と協力して入院する病床、ぜひ確保お願いしたいと思います。 それではウ.コロナ感染の妊婦の産科の救急対応や小児への対応についてお伺いしたいと思います。本土での妊婦の事件やコロナ陽性者の低体重児が生まれたと報道があります。本市における妊婦に対する対応についてお伺いをさせてください。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 沖縄県によりますと、新型コロナウイルス感染症の陽性及び疑いがある妊婦への救急対応搬送につきましては、公立及び民間医療機関での入院先について優先的に対応を行っているということでございます。また、陽性となった妊婦の対応については、各産科医療機関と周産期コーディネーターを中心としたサポート体制が構築されており、出産が近いなど医療的な対応が必要な妊婦に対しては、優先的に入院調整を行うなどの配慮、自宅療養となった場合でも担当の産科医療機関から毎日電話による健康観察、助産師や保健師などによる自宅訪問や電話相談も行っていると伺っております。小児におきましては、令和3年9月9日に決定した沖縄県対処方針の中で重点プロジェクトとして子どもを守るプロジェクトも盛り込まれ、子供の医療体制等の拡充等を検討していると伺っております。本市といたしましても、沖縄県対処方針等を踏まえ、関係部署と連携を図り対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 県のほうで、そういう形で対処方針についてしっかりとその関係部署と連携を取りながら検討を一緒になってやっていくという御答弁でありました。ありがとうございました。 それでは次に、エ.自宅療養者の健康観察は医療機関と連携することについてお伺いしたいと思うのですけれども、この件でも保健所、あるいは医療機関と連携することは可能かどうかお伺いしたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 自宅療養者に対する健康観察につきましては、保健所及び県対策本部において、陽性者に対し1日1回電話の聞き取りを行い、また、リスクが高い自宅療養者につきましては、県対策本部の在宅患者調整対応グループ班におきまして、1日2回看護師等による健康観察の電話を行っていると伺っております。本市の連携といたしましては、中部保健所の業務過多を軽減するため、新型コロナに関する保健所での電話対応業務に保健師、看護師を数回派遣しております。今後も県対策本部、保健所、医療機関と情報共有を図りながら協力連携を図ってまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 保健所や医療機関と連携を取っていくということなので、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。 それではオ.訪問診療チームの取り組みについて。自宅療養者に対し、訪問診療あるいは介護の取組について、医療機関や医師会と連携してさらなる充実を図れないかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 自宅療養者への訪問診療の対応につきましては、県対策本部在宅患者対応調整グループ班が行っております。自宅療養者への電話での健康観察において、症状が重い、またはリスクが高いと医師や看護師が判断した場合は訪問診療の決定を行い、県対策本部より医師会に依頼し、かかりつけ医師または医療機関等の医師による自宅訪問診療を行い、薬の処方、入院や宿泊療養への移動判断を行うとのことでございます。今後の市町村との連携につきまして、沖縄県に確認したところ緊急性や専門性が高く難しい面があるとの回答でございました。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 この件は県のほうも一生懸命やっている中ですけれども、なかなかこの訪問診療については医師が、医療関係が現在のところ逼迫しているということで、なかなか探せない。だからなかなか対応できないというところもありますけれども、もうコロナ関係も少しずつ落ち着いてきまして、病院の逼迫関係も改善されつつありますので、ぜひともこの件についてはさらなる自宅療養については、皆さんの御指導と、それからそういう対応をお願いしたいと思います。 それでは次に、カ.すべての医療機関・医療関係者への補償を行うことについて。コロナで頑張っている医療機関の医師や看護師に加えて、病院に関わる人や事務職あるいは掃除、用務員等に対する金銭的な補償についてお伺いしたいと思います。新聞報道によると、コロナ関係の治療に関わる職員に対する補償について、病院によって異なることが明らかにされました。いわゆる国からの支援は病院に交付されているけれども、その各病院の裁量に任されているということで、病院によっては格差があるという。お互いにコロナ感染のリスクがありながら、使命感で頑張っている職員への補償に差があるということは、理解に苦しむものであります。適正なる補償をすべきではないでしょうか。本市において、その実態を調査し、把握してしかるべき対応をする必要があると思いますが、いかがでしょうか。この件については早急に把握して各病院に対しても県と連携しながら指導していただけたらと思います。いかがでしょうか。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 医療機関や医療関係者への金銭的な補償につきましては、現在、本市におきましてその環境の実態把握ができないことや、医療機関等からの相談は届いておりませんので、現状を知ることは困難でございます。医療関係者からそのような相談がある場合は適切な機関への案内を行うなど努めてまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 次にキのほうに移りたいと思います。 自宅療養者への医療アクセスを保障し、保健所の負担軽減を図ることについてお伺いしたいと思いますけれども、まず自宅療養者は不安であるが受診がなかなかできない。そして医療機関や保健所の連絡がなかなか取れない。あるいは断られたりするケースが増えていると聞いております。保健所の連絡の負担軽減やチェックできる体制、補償は取れないかお伺いをしたいと思います。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 自宅療養者の医療アクセスにつきましては、県や保健所による健康観察において、必要に応じ医師によるオンライン診療や電話診療、訪問診療を行っております。本市といたしましても、自宅療養者からの新型コロナウイルス感染症の相談等に対し、内容を確認しながら必要に応じて受診促進や関係機関への案内等を行い、市民の不安解消に努めてまいります。また、保健所等の負担軽減につきましては、先ほども申し上げましたが、本市職員を派遣しておりました。今後につきましても、引き続き保健所等と連携してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ありがとうございました。 自宅療養者に対するいろいろな形での支援というのは、なかなか病院に入院したいというのもそれができない。自宅では家族がおって、濃厚接触者となって、さらに家族内感染が広がるという不安を持ちながらやっているという状況をいろいろなところから耳にするわけです。やはりこれについてはしっかりと県ともタイアップしながらぜひ皆さんでお力を貸していただきたいと思います。 それではク.ワクチン接種を安定的、計画的に実施することについて。ワクチン接種については、優先順位をつけて高齢者や医療従事者、介護従事者等から実施をされましたが、若者の接種率が悪い上に感染率も若者に多く感染している状況があります。ワクチン接種率の向上を安定的にあるいは計画的に実施する必要が求められておりますけれども、本市の取組についてお伺いをしたいと思います。 ○小浜守勝議長 こどものまち推進部長。 ◎平安栄こどもまち推進部長 池原秀明議員の一般質問にお答えいたします。 国の入院制限等に関する方針が出されました8月上旬においては、全国的にはワクチンの供給量への影響が懸念されておりましたが、その後、沖縄県知事や沖縄県市長会会長である市長から国への要請もあり、8月末から10月上旬までに各都道府県の12歳以上、人口の8割が2回接種できるために必要な量のワクチンを割り当てると通知がありました。また、同時期に沖縄県が10月末までに全住民の1回目の接種率70%という方針を出したため、本市ではこれまで実施してきた接種計画を見直し、10月以降は1回目接種が1,000人規模で開催できる沖縄県総合運動公園体育館へ会場を変更しております。ここも接種率向上に向けて各機関と連携しながら対応してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 なかなか若者の接種率向上については、非常に困難を来しているわけです。いわゆる本人たちが行かないのか、それともワクチンを接種することに不安があるのか、そこら辺の情報が若者に行っていないのか、なかなか厳しいものがあります。ほかの議員からもそういうことでお話がありましたけれども、これを何とか引き上げていくためには、ある議員はこれは罰則金があってもいいのではないかとか、強制するべきではないかというお話もありました。やはり若者を中心にしてこれだけ広がっているということについては、お互い議員も含めてやはり家族にも若者がおればやはり積極的に接種するようにみんなで力を合わせてコロナ対策に打ち勝っていくという。こういう心構えをみんなで確認し合いながら、ぜひみんなで頑張っていきましょう。そして、医療関係、あるいは職員の皆さん方、いろいろな形でこれまで御苦労なさいました。昨日の一般質問では超勤等もかなり出ているということで、本当に心苦しい思いがいたしますけれども、これもなかなかそういう面ではある職員に対して、過重を強いているという感じを本員たちは受けております。この改善のためにもぜひ皆さん方は御努力いただいて、お互いにコロナ感染が早く収束できるように一緒に努力していきたいということを表明して、本員の一般質問を終わりたいと思います。大変ありがとうございました。 それではケ.市民相談体制の拡充についてお伺いをしたいと思います。特に自宅療養者は家族が濃厚接触者になり、いつ自分も陽性者になるか不安を増大させております。相談できる体制についても相談窓口の拡充、24時間連絡できる体制等を行政に求められております。体制確立は可能かどうかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 健康福祉部長。 ◎與那嶺智才健康福祉部長福祉事務所長 お答えいたします。 現在、本市におきまして新型コロナウイルス感染症の電話相談窓口は市民健康課におきまして受け付けており、主に保健師や看護師で対応を行っております。また、家庭内感染拡大防止事業、自宅療養者支援事業の受付につきましては、平日は開庁時間内、土日・祝日につきましては午後1時から5時まで行っております。新型コロナウイルス感染症に関する相談は内容が幅広く、多岐に及びますが、日頃より情報収集に努めるとともに一人一人丁寧な対応を心掛け適切に対処するよう努めてまいります。 ○小浜守勝議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 さきに感想を述べてしまいましたけれども、ぜひ相談体制についても、5時までと言わずにやはり市民は不安の中で過ごしているわけですからいろいろな形で、その情報が取れて不安を解消できるようにぜひ対策を24時間体制、3勤交代が取れるような施策をぜひ市長、よろしくお願いしたいと思います。 もう一つ、ワクチン接種の件についてですけれども、これは要望しておきたいと思います。いわゆるブレイクスルー感染、あるいは未成年者や子供の感染の増加などの新たな事態に対して、やはり全ての医療福祉現場などの定期巡回検査の実施を、子供の学習権を保障するために学校現場等での検査実施や支援体制、濃厚接触者や症状のある人の速やかな検査ができる体制を取るなど、新たな事態にふさわしい検査戦略を持つことを提案し、要望いたしたいと思います。以上です。よろしくお願いします。 ○小浜守勝議長 以上で池原秀明議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前12時00分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 それでは午前に引き続き一般質問を行います。大城 隼議員。 ◆大城隼議員 「オーハンダイ!」「オーハンダイ!」とは、喜友名 諒選手のオリンピック決勝での演武であります。王者の風格で、沖縄初の「ゴールドメダリスト」をおめでとうございます。勝利のインタビューでは、沖縄の子供たちにも「大きな目標を持って、自分の道に、進んでほしい」と語っております。パラリンピックでも上与那原寛和選手が陸上男子車いすT52の400メートルと1,500メートルで銅メダルを獲得しております。お二人とも市民、県民に大きな夢と感動を与えていただきまして感謝申し上げます。ありがとうございます。 話は変わりますが、市民課の皆さん、ハッピーウェディングボードの設置、どうもありがとうございます。 それでは一般質問をさせていただきます。会派かがや氣、議席番号3番、大城 隼議員でございます。よろしくお願いいたします。 質問事項1.沖縄市の今後について。質問の要旨(1)市長の展望について。①2023FIBAWカップに向けて伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 仲本副市長。 ◎仲本兼明副市長 こんにちは。コロナウイルス感染症がこのまま収束に向かうことを願いまして、大城 隼議員の御質問にお答えをいたします。 FIBAバスケットボールワールドカップ2023につきましては、アフターコロナ、アフター東京オリンピック・パラリンピックとして、本市のみならず沖縄県経済のV字回復に向け、その一翼を担う国際的なビックイベントとして期待されております。2年後に迫っている本大会を目指して、開催国として参加が決定しております日本を含め、いよいよ11月からアジア地区予選が始まる予定となっております。国内外から多くのファンや観光客、マスメディア関係者が沖縄を訪れます。本大会がマスメディア、インターネット、SNS等を通して広く周知されることで、沖縄アリーナの価値を高めるとともに、沖縄県の魅力を世界に発信する絶好のチャンスとなり、大会の成功が次の国際大会の誘致につながり、さらに継続して日本規模、世界規模のスポーツや音楽などの祭典が開催されることを大いに期待するものです。会場地となる本市といたしましても、県主導の下、大会の成功に向け全力で取り組んでまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 副市長、御答弁ありがとうございました。県としっかり連携して大会の成功に向けて取り組んでまいりましょう。よろしくお願いいたします。沖縄県全体に様々な経済効果、感動を与えられる国際大会を期待しております。よろしくお願いいたします。 2024年には市制施行から半世紀を迎えます。昭和59年4月1日、当時の市長の御挨拶です。「沖縄市が誕生してから早くも10年の歳月が流れました。このまちは沖縄県全体の振興を担う中城湾港、62年の「海邦国体」主会場の建設と大型プロジェクトの推進によって、将来に夢の広がるまちへと変貌しようとしています。新市誕生10周年を迎えた今、20年、30年後の我が郷土の将来像を描きながら一歩一歩着実に前進しようではありませんか。沖縄市長、桑江朝幸」とあります。20年後、30年後、将来を見据えた御挨拶です。 質問させていただきます。②2024沖縄市政50周年に向けて伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 仲本副市長。 ◎仲本兼明副市長 お答えいたします。昭和49年にコザ市と美里村が合併し、誕生した沖縄市は令和6年度に市制施行から半世紀を迎えます。この大きな節目を見据えつつ今年度スタートした第5次沖縄市総合計画を着実に推進し、本市のさらなる発展に向け取組んでまいりたいと考えております。
    小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 副市長、御答弁ありがとうございました。 要望があります。50周年に向けての取り組みを期待いたします。他市の状況も参考にしながら多くの市民の皆さんとともにたくさんのイベントを行ってほしいです。最近であれば浦添市と名護市が同じ50周年を迎えております。コラボをして様々な50周年イベントを実施したそうです。本市も市民とともに、市民とお祝い、未来に向かってみんなで50周年に向けて、市民参加型のイベントを期待しております。以上です。よろしくお願いいたします。 質問の前に樹齢300年、市民に愛される市のシンボル「ひんぷんがじゅまる」を紹介させてください。道の駅許田リニューアル、名護東道路も新しくなった名護市です。名護といえばやはり渡具知武豊市長とひんぷんがじゅまるです。国の天然記念物であり、木の上にはきじむなーが12匹住むと言われているそうです。市民に愛される市のシンボル、市民の木とのことです。質問事項2.条例宣言について。質問の要旨(1)シンボルツリーについて。①胡屋十字路のガジュマルの認識を伺います。ア.シンボルツリー宣言ができるかどうか伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 こんにちは。大城議員の一般質問にお答えいたします。 本市は1974年に将来像となる国際文化観光都市を宣言し、その後スポーツコンベンションシティーやエイサーのまち、こどものまち等の宣言を行うなど本市の特色を生かしたまちづくりを推進しております。各種宣言につきましては、市民が共感を覚え、まち全体の機運が高まることを基本にまちの個性や文化、特性などを内外へ発信する重要な取組の一つとなっております。御提案の宣言につきましては、検討にまで至っておりませんが、共創のまちづくりにおいて、地域の方々等の御意見など議論の中から共感や機運の高まりなどを注視していくことや、地域資源を生かしたまちづくりの観点が大切だと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 企画部長、どうも御答弁ありがとうございました。 検討には至っていないというのは理解できておりますが、逆に課題等があれば何か教えていただけますか。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 第5次沖縄市総合計画において、共創のまちづくりを掲げており、多様な主体と連携し、地域課題の解決や時代の潮流に対応した取り組みを進め、共感や機運などを注視する中で、その有効性など議論がなされていくものと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 今、企画部の所管というよりも、あのガジュマル周辺は経済文化部だと思われますが、経済文化部の認識ではいかがでしょうか。経済文化部長、お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 こんにちは。大城 隼議員の御質問にお答えいたします。 胡屋十字路周辺のガジュマルの周辺の現在の状況についてでございますけれども、胡屋交差点のコザミュージックタウン前に植樹をされておりますガジュマル箇所周辺ではオープンカフェやライブ等を行うなど地域の活性化や賑わい創出に資するため、平成19年7月に南部国道事務所と道路管理活用に関する協定を結んでおります。コロナ禍にあって、緊急事態宣言が長期化する中、最近、ガジュマル周辺での飲酒行為が多数確認されているとの情報がございます。この件につきましては、南部国道事務所をはじめ、コザミュージックタウン管理組合やミュージックタウン内の店舗など、関係先や関係部署とも協議連携し、快適な環境保全に努めてまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。しっかりと各連携していただいて、いろいろ課題もあると思いますが、胡屋十字路のガジュマルは沖縄市のガイドツアーでも紹介されたりします。胡屋十字路は本市の顔でもあり、そこにあるガジュマルです。いつの日か市民に愛される市のシンボルツリーになることを願っております。よろしくお願いいたします。以上です。 質問事項3.ふるさと応援について。質問の要旨(1)ふるさと納税のお礼品について。①現状とお礼品のチョイスの仕方をお伺いいたします。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。返礼品の登録に当たっては、全国発送に対応していることを前提として、本市の地場産品である食品や工芸品、市内で利用できる宿泊券、食事券などについて委託業者と調整し、選定しております。令和3年8月末時点において、272件を登録しておりますが、沖縄商工会議所や関係部署等と連携しつつ、多くの市内事業者へ呼びかけを行い、返礼品の登録につなげていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。委託業者と調整して選定を行っているということでございます。 ここで提案がございます。議長に許可も得ております。沖縄県中部で初の麦酒工房です。地域に根差した個性ある地ビールです。瓶詰めも開始し、県内外や世界のウチナーンチュの皆様にお届けするという目標で増産していきますとあります。委託業者とぜひとも調整していただき、お礼品へのチョイスよろしくお願いいたします。以上です。 質問事項4.企画行政についてです。質問の要旨(1)行政文言の表記について。①観光スポーツ振興課の考えを伺います。ア.エンターテイメントシティを伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 本市には迫力あるプロスポーツの試合が楽しめる環境やこれまで培われてきた勇壮華麗な演舞により人々を魅了するエイサー文化、アメリカ文化の影響を受けた個性的な音楽と様々な文化がございます。また、沖縄こどもの国、東南植物楽園等の多くの方が来訪される魅力ある施設もございます。さらには全国・世界規模のスポーツ大会やコンサートツアー等が開催できる国内有数のアリーナ施設が供用を開始するなど内外を魅了するエンターテイメントが集積するまちでございます。このような楽しみや娯楽など魅力を有する沖縄市をエンターテイメントシティと表現し、観光誘客に取り組んでおります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。 観光スポーツ振興課の答弁、いいと思います。スケール感が感じられ、これまでにあまり聞かれなかった文言、アメリカ文化、世界規模、エンターテイメントシティとして、本員としてはわくわくするような文言です。 続きまして、②政策企画課に文言表記の違いを。ア.経済文化部のエンターテイメントと企画部のエンタテイメントの違いを伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 企画部長。 ◎宮里善伸企画部長 お答えいたします。 エンターテイメントにつきましては、一般的に娯楽や楽しませてくれるサービスとして、人々の心を魅了するものという意味で使用されていると認識しております。また、英語圏で使われていた言葉が日本語に訳されているため、様々な話し言葉や書き言葉で使用されていると考えられております。経済文化部のエンターテイメント及び企画部のエンタテイメントにつきましては、本市が持つ魅力について表現していると考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。 第5次沖縄市総合計画の特別委員会でも同質疑をさせていただきました。沖縄のゴーヤーはゴーヤなのか、ゴーヤーなのかと議論されます。ウチナーンチュはゴーヤーと語尾を伸ばすと思います。エンターテイメントシティを目指す本市としてもエンターテイメントの文言表記にもこだわっていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。以上です。 続きまして、自治会に寄せられる猫の苦情の中でもダントツに多いのがふん尿被害だと思います。ある地域の自治会だよりです。タイトル「猫のうんち問題」とあります。かわいい猫も他人からすれば憎たらしい猫になるかもしれません。そうならないためにも室内で飼いましょうとあります。 質問事項5.社会問題について。質問の要旨(1)沖縄市の猫に関することについて。①民家への猫のふん尿被害の所管を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 こんにちは。大城 隼議員の一般質問にお答えいたします。 民家へのふん尿被害につきましては、環境課で相談を受け付けており、猫によるふん尿被害を受けている市民に対しては自宅にある身近なものを利用した機材の案内や、猫よけ超音波発生装置の貸し出しを行うなど猫が寄りつかなくなる対策の紹介を行っております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。民家への猫のふん尿被害は環境課で受けているのですね。 先ほどの自治会だよりの続きです。あちらこちら公園の砂場、保育園の砂場、他人の敷地内で猫のうんこ被害があります。②公園の砂場のふん尿被害の所管を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 こんにちは。午後もよろしくお願いいたします。公園の砂場のふん尿被害についてお答えいたします。 市内公園の砂場においては猫などがふん尿することがございます。公園の管理所管は建築・公園課となっており、職員や公園愛護団体で日々、ふん尿を清掃しておりますが、清掃後、また猫がふんをするという状況が繰り返され対応に苦慮しているところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 参事、御答弁ありがとうございました。公園の砂場のふん尿被害は建築・公園課ということでございました。 再質問させていただきます。今後の砂場の対策をお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 公園においては、砂場はかつて滑り台、ブランコと並んで人気のある遊具でございました。しかし、最近では使用頻度も減少し、地域から整備に係る要請もなくなってきている状況でございます。砂場のふん尿被害の対応につきましては、今後、地域自治会と相談しながら検討してまいりたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 参事、御答弁ありがとうございました。地域自治会、公園愛護団体と相談、意見交換も大事ですが、一番は利用者、子供の声、親の声も参考にしていただきたいです。お願いいたします。 ③市内での子猫の扱いと所管を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 子猫の保護につきましては、県の所管する沖縄県動物愛護管理センターが対応を行っております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、ありがとうございます。分かりやすく子猫に関しては沖縄県の動物愛護管理センターが行っているということで分かりました。 では質問の前に皆様にもう一度見ていただきたいものがあります。この猫の落書きを見たことはありませんか。この落書きは330号線沿いの住吉入り口のシャッターに描かれています。同様の落書きが国頭村の自然遺産登録地でも大きく落書きされています。観光客に見られたら印象が悪くなる。地域住民からは落書きを何とかしてほしいという問い合わせが複数寄せられているそうです。 質問させていただきます。④市内でのネコの落書きの所管を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 落書きに関しましては、猫のものに限らず落書きがあった建築物等の管理者において対応することとなるため、落書きがあった場所が公共施設等であれば、その施設等を管理する部署、民間の建築物等であれば、その所有者や管理者で対応することとなります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございます。落書きに関しては、猫の落書きに限らず所有者、管理者で対応するということで理解できました。 再質問させていただきます。では実際にある落書きの防止、注意喚起などはどのように行っていくかお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 落書き防止の観点からの注意喚起につきましては建築物等の所有者または管理者において、必要に応じ対策を講じるべきであると考えております。なお落書きに関する対応としましては、沖縄警察署生活安全課へ確認したところ、落書きは器物損壊罪等に問われる可能性があり、建物等の所有者から相談があった際は現場確認を行い、状況に応じて被害届の受理を行っていると伺っております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 落書きに関する対応としては、沖縄警察署に被害を受けた方が相談するという形でよろしいですか。ありがとうございます。 ⑤市内の猫のギャクタイについて伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 市民部長。 ◎久高久雄市民部長 お答えいたします。 猫の虐待につきましては、警察署及び沖縄県動物愛護管理センターが対応を行っていることから、環境課へ虐待に関する相談があった際は沖縄警察署及び沖縄県動物愛護管理センターへ引き継ぎを行っております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 答弁ありがとうございました。虐待については、警察署及び県の動物愛護管理センターが対応を行っているということでよろしいですね。 猫の虐待は大きな社会問題になりつつあります。関係団体と連携しながら虐待防止にもしっかり努めてください。よろしくお願いいたします。以上です。 質問事項6.観光防災について。質問の要旨(1)沖縄観光防災力強化支援事業について。①本事業の内容と取り組みをお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 こんにちは。大城 隼議員の一般質問にお答えいたします。 沖縄観光防災力強化支援事業につきましては、観光客の安全と安心を確保するために、観光避難民に対する防災対応を支援することにより安全、安心な観光地の形成を促進し、沖縄の観光振興に資することを目的としております。令和3年度の取組としましては、観光客用の食糧等の備蓄、避難所となる小中学校等への非常用小型ガス発電機の整備、避難指導標識の整備、観光危機管理計画の策定を行ってまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 総務部長、御答弁ありがとうございました。令和3年度の取組としては観光客用の食糧等の備蓄などを行っているということで理解できました。 それでは再質問をさせていただきます。経済文化部にもまたがっていると思います。経済文化部の取組をお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 今年度、経済文化部では沖縄観光防災力強化支援事業を活用し、安全、安心、快適な観光地づくりに向け、台風や地震、津波、事故、感染症等の危機に関し、減災対策や危機発生時の対応等を定める沖縄市観光危機管理計画の策定に取り組んでいるところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。沖縄市観光危機管理計画の策定ということでありました。 再質問させていただきます。計画の策定後ですが、どういった取組を行っていくかお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 策定後、今後につきましては、観光客や観光関連事業所に対し、迅速かつ効果的に災害情報を伝達するための基盤の整備や避難誘導案内の整備促進、帰宅困難者に対する支援体制の強化が求められます。国や県と連携し、安全、安心、快適な観光地づくりに向け取り組んでまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。 この計画なのですが、今年度策定されて令和4年度には事業を開始していかないといけないのですが、この事業に関して令和4年度に関しては予算がついていないということで聞いております。国や県と連携して安全、安心な快適な観光地づくりに向けても取組むということでありました。引き続き観光客の生命と財産を守るためにも、次年度に向けて予算請求もしっかりできるように取り組んでまいりましょう。よろしくお願いいたします。以上です。 この質問に関しては、平成30年9月の一般質問でも取り上げております。その際、成果、必要性について調査してまいりますと答弁いただいております。 質問事項7.文化行政について。質問の要旨(1)沖縄市の文化行政について。①文化芸術振興基本条例について伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 文化芸術振興基本条例につきましては、沖縄県において沖縄県文化芸術振興条例が平成25年10月29日に制定されております。また、県内市町村では那覇市において、令和2年4月1日に那覇市文化芸術基本条例が制定されております。現在、これら条例を設置するに至った経緯や条例制定後に図られた関係団体との連携、効果等について注目しており調査研究を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。国際文化観光都市沖縄市としては県が先んじてつくりました。しかし、那覇よりも先に制定してほしかったと思っております。早めの調査をお願いいたします。 令和2年、国立劇場で文化のシンポジウムが行われました。県立芸大沖縄文化コース講師神谷武史氏のコメントです。「文化に対して条例などをつくり、行政が方針をつくれば予算に左右されない文化の教育行政が保たれる」と力を込めております。また、「ある程度は公共で地域芸能のために予算をかけるべきだ」とあります。そういう部分で沖縄市はできているとは思いますが、より条例制定に向けて頑張ってまいりましょう。 本員はデジタル時代に対応した文化の運営、著作権管理の運用も条例の中に入れるべきだと思います。文化芸術振興基本条例は国際文化観光都市に必須だと思います。国民文化祭の前には文化振興基本基金条例などをつくっていく必要性もあるのではないかと思いますので、調査研究よろしくお願いいたします。 それでは続きまして、質問の前に、続いての質問はゴン攻めしたいと思います。ゴン攻めとはガンガン攻めているという意味で東京五輪のスケートボードの女子の予選でプロスケートボーダーが発した言葉です。ゴン攻めできるように頑張ります。 質問事項8.スポーツ行政について。質問の要旨(1)コザパ(コザ運動公園)について。①スケートボード場整備について伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 スケートボードにつきましては、東京オリンピックにおいて、新たに競技に追加されるとともに堀米選手が金メダルを獲得するなど世界的、全国的にも注目される競技でございます。本市におきましても若者をはじめ市民のスポーツ活動を促進するに当たり、スケートボードを行える環境整備が重要であると考えております。現在、沖縄市総合運動場体育施設の運用に支障がない範囲においてスケートボードの競技が行えるよう、施設の一部を一般市民の利用に供しているところでございます。今後、スケートボードを気軽に楽しめる環境づくりに向け調査研究を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。 場所も大事ですが、本員が言いたいのは人材育成でございます。夏季五輪の日本選手最年少出場、日本の最年少記録を更新したスケーターの開 心那さん、当時12歳です。本人はあまり年齢は気にしていない。世界で一番かっこいいスケーターになりたい。手にした銀メダル以上にまばゆい輝きを放ったとあります。本員はスケートボードの可能性、人材育成に期待しております。沖縄市においては、新たなこどもの居場所づくり、スケートボードのスタジオが人材育成の居場所づくりになると思います。次回も質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。 続きまして、質問事項9.コザ商店街について。質問の要旨(1)中心市街地の活性化について。①コザ商店街の現在の取り組みを伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 現在、胡屋地区におきましては、一番街商店街振興組合、センター商店街振興組合等の振興組合のほか、パルミラ通り、ゲート通り、胡屋大通りなどの通り会によって、コザ商店街連合会が組織され、様々な活性化の取組が行われております。具体的にはコザBOXの運営や1時間無料の駐車券事業、イベントなどを行っており、その活動に対し市も補助するなど支援をしております。また、現在、キングス商店街というコンセプトで琉球ゴールデンキングスの試合の日は商店街の皆さんがキングスのユニフォームを着て、応援機運を盛り上げるなど、キングスとも連携して商店街活性化に積極的に取り組んでおり、先日も全国紙で取り上げられるなど、県内外からも注目されているところでございます。本市といたしましても、定期的に開催されているキングス商店街の会議に参加し、意見交換を行うなど引き続き商店街の皆さんと連携し、活性化に取り組んでまいりたいと思います。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。キングス商店街というコンセプトで活性化に取り組んでいるということでございます。大変すばらしい企画だと思います。キングスも街に貢献しています。これからもますます沖縄市に貢献していただけるよう、また連携してください。よろしくお願いいたします。街、民間も頑張っておりますが、行政も頑張っております。本市の建設行政を建設部が沖縄建設新聞で紹介しております。持続可能な循環バスの運行を目指して中心市街地循環バス、東部海浜開発地区潮乃森、パークPFIを活用したまちづくりでは本市の中心市街地などということで、ここからでございます。当該事業において、本市の中心市街地など市全体への波及効果も期待するものと考えているようです。民間行政、市民協働によるまちづくりに向けて取り組んでまいりましょう。頑張ってまいりましょう。よろしくお願いいたします。以上です。 続きまして、質問事項10.森林基金について。質問の要旨(1)現在の取り組み(等)について。①他事業との連携・進捗状況を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 平成31年3月温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るため、森林整備等に必要な地方財源を確保する観点から森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が制定されております。本市では創設当初の令和元年度から森林環境譲与税基金を設置し、令和2年度末までに合計1,659万6,040円を積み立てております。また、令和6年度からは森林環境税として本市の納税義務者へ年額1,000円が課税されることになります。この森林環境譲与税基金につきましては、令和元年度に設置されたばかりであることから有効活用を図るため、沖縄県や沖縄県森林協会等から活用方法についてアドバイスをいただきながら、他市町村の事例等の情報収集を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。他市の状況を見ながら調査研究よろしくお願いいたします。 しかしながら、本市には森林や山がございません。例えば環境関連のイベントで木工体験等を行ったり、木に触れる体験学習を産業交流センターなどで行ってみてはどうでしょうか。7月17日から18日までです。産業交流センターで第1回小さな水族館、園児を対象に海に住む生き物の絵が開催され、最優秀賞に赤嶺幸志君が受賞したと広報おきなわにありました。まずは子供向けの体験学習イベントなどを検討していくのも一つだと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは続きまして、質問事項11.室川市営住宅について。質問の要旨(1)室川市営住宅の現状について。①世帯数・住民の人数について伺います。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 室川市営住宅における世帯数、住民のニーズについてでございますが、令和3年8月末時点での入居者世帯数は261世帯となっており、住民人数は480人となっております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 参事、御答弁ありがとうございました。8月末時点で480人ということでございます。住民の最大定数を調べてみました。991人です。 続きまして、②子ども(小学生)の人数について。ア.室川小学校に通う生徒数を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 室川市営住宅に入居している小学生の人数は、令和3年8月末時点で17世帯22人となっております。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 こんにちは。大城 隼議員の御質問にお答えいたします。 室川市営住宅に居住している世帯の中で室川小学校に通う児童数は、令和3年5月1日時点で16人でございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 参事、部長、どうもありがとうございました。小学生が22人、そして室川小学校に通う生徒が16人ということでございます。ちなみに室川小学校の生徒数は197人です。 再質問させていただきます。団地の子供の定数を教えてください。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 定数はございませんが、あくまでも仮説的な数字となります。室川市営住宅の一般多子世帯の住戸タイプには2DKには子供が一人、2LDKに子供が2人、3DKに子供が3人と仮定した場合、各住戸数と掛け合わせますと全部で484人の子供が住める計算となります。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 参事、御答弁ありがとうございました。失礼しました。住める子供の人数を教えていただきたかったです。ありがとうございます。子供の最大数は484人ということでよろしいですね。 それでは③市営住宅の部屋の空き状況を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 室川市営住宅の空き部屋についてでございますが、令和3年8月末時点の状況として31室の空き部屋がございます。空き部屋については、令和2年度から行っております。室川市営住宅の昇降機改修工事において、高層住宅の上部にお住いの方々に対し、工事期間中に昇降機の利用ができないことから下層部や別棟への移動を望まれる方に仮移転するために、平成28年度より空き部屋を取得したところでございます。今後、昇降機の工事進捗や入居者の意向を確認しながら空き部屋募集を行っていきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 参事、理解できました。31の部屋が空いているということで、いろいろと移動するということで空いているのも理解できました。 部屋のタイプ別を教えていただけたら、先ほどもありましたが、子供の人数と被りますがよろしくお願いいたします。部屋のタイプ別です。
    小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 現在、空いております住戸タイプとしましては、高齢者向けの1DKが1戸、1LDKが1戸、2DKが2戸となっております。また、一般世帯向けの2DKが8戸、2LDKが10戸、3DKが2戸、最後に多子世帯向けの3DKが7戸の合計31室でございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 タイプ別の空き状況も理解できました。 再々質問させていただきますが、子供が少ないのはなぜだと思われるかちょっと質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○小浜守勝議長 建設部参事。 ◎我謝勝俊建設部参事 お答えいたします。 時の移り変わりによる生活環境の変化によるものと思われます。現在、全国的に公営住宅において多子世帯向けの3DKなどの広い住戸にお一人で住まわれているなど、いわゆるミスマッチ入居問題がございます。室川市営住宅でも少なからず影響しているものと考えております。ミスマッチ入居を解消するには住み替えなどによることとなりますが、今より狭い部屋に移ることや引っ越し代金の負担等が課題となります。しかしながら、住み替えることで家賃が安くなるなどのメリットもあることから、子育て世帯の入居の促進にもつながることでコミュニティの活性化にもつながると考えています。今後、このような考えも理解いただきながらミスマッチ入居の住み替えを促していき、子供から高齢者まで誰もが住みよい市営住宅を目指していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 ありがとうございます。やはり今、聞いた中で室川小学校の生徒数197人というのも、この市営団地の部分が影響しているのではないかと若干思います。生徒数小学校に通っているのは16人ということでございます。やはり子供たちが住めるように今後いろいろと協議していき進めていきましょう。よろしくお願いいたします。子供から高齢者まで誰もが住みやすい市営住宅を目指して頑張ってください。よろしくお願いいたします。以上です。 それでは続きまして、質問事項12.歴史教育について。質問の要旨(1)沖縄市の【郷土歴史文化】について。①「名勝アマミクヌムイ」について。ア.越来グスクの歴史を学べる場所を伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 こんにちは。大城 隼議員の御質問にお答えいたします。 国指定名勝アマミクヌムイに指定されました越来グスクの学習場所につきましては、沖縄市立郷土博物館の常設展に出土遺物を展示し、関連講座等を開催しております。越来グスク跡の城前公園には設置板を設置して文化財の普及に努めております。また、地元の越来小学校におきましては6年生に対する授業の中で、越来グスクの説明などに博物館から学芸員を派遣しております。また、地域学校連携室においても出土遺物などが展示されております。なお、今年度発刊いたしました小学校4年生への社会科副読本の中におきましても、越来グスクが名勝アマミクヌムイに指定されたことを記載し、さらなる周知に努めているところでございます。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。越来小学校の歴史を学べる場所として地域連携室も認識しているということでよろしいです。 それでは再質問させていただきます。今後、越来小学校の地域連携室をどのように地域と活用していくのかお聞かせください。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 教育部長。 ◎島袋秀明教育部長 お答えいたします。 越来小学校地域連携室は校舎建て替えに際し、新設された施設であります。生涯学習の推進、地域住民の交流、情報提供の場並びにPTAなど、諸団体の活性化を図ることを目的とした施設となっております。越来小学校地域連携室は、ほかの小学校にはない地域特色を生かした連携室となっております。それは越来グスクゆかりの出土遺物などを常設展示するコーナーも設けており、越来グスク跡について学ぶことや地域の歴史を知ることができるつくりとなっております。今後も特色を生かし、越来グスクなどにまつわる講演会や学習会を開催していきたいと考えております。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 部長、御答弁ありがとうございました。教育長、これからも地域の皆さんと連携してよりよい歴史の学べる特色を生かした地域連携室として管理運営、そして活用のほうもどうぞよろしくお願いいたします。以上です。 それでは質問事項13.職員のケアについて。質問の要旨(1)コロナ禍の業務について。①職員のケアの取り組みを伺います。お願いいたします。 ○小浜守勝議長 與那嶺副市長。 ◎與那嶺克枝副市長 大城 隼議員の質問にお答えいたします。 コロナ禍の影響は本市はもとより国内外でも猛威を振るい、市民の生活を脅かしております。そういう中、本市につきましては、ワクチン接種業務をはじめ、感染拡大防止の取組や緊急経済対策などあらゆる分野における各種事業の展開を図ってきたところであります。その取組に多くの議員の皆様から激励と感謝をいただいていることに御礼を申し上げます。さらにこれからの若年層へのワクチン接種率向上の取組につきましても、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。また、全庁挙げて取り組んでおります新型コロナウイルスワクチン接種業務につきましては、接種会場における担当者への激励やワクチン接種担当の体制強化、コロナに起因する担当業務への負担軽減も考慮してまいります。新型コロナウイルス感染症での対策は危機管理上重大な課題であるとの認識の下、感染症対策や経済対策など多種にわたる様々な事業を通じて市民の生命、安全を守るためこの難局を乗り越えることができるよう、全職員が一丸となって今後も引き続き取り組んでまいりますので、議員皆様のさらなる御協力も賜りますようよろしくお願いを申し上げます。以上です。 ○小浜守勝議長 大城 隼議員。 ◆大城隼議員 與那嶺副市長、御答弁ありがとうございました。 今回はいつも桑江朝千夫市長を支える仲本副市長、與那嶺副市長に御答弁いただきました。ここで紹介したい3人がいます。3人で切磋琢磨、喜友名の礎に、百戦錬磨の絶対王者喜友名 諒選手が最も心に残っている国際試合に2016年オーストラリアでの世界選手権団体形の初優勝とあります。戦友である金城 新選手、上村拓也選手と積んだ8年の努力が報われた結果だと、この大会で個人2連覇を達成した喜友名 諒選手ですが、当時の団体のほうが何倍もうれしいと語っております。喜友名選手のオリンピックでの金メダルは3人で勝ち取った金メダルだと思います。本市も市民、職員、議会一丸となって頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。これをもちまして大城 隼、13回目の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で大城 隼議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時53分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時07分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 こんにちは。会派躍進、新屋 勝です。ありがとうございます。9月定例会も一般質問、今日で最後です。29番目です。議員諸兄の皆さん、そして当局の皆さん、よろしくお願いいたします。ゴルゴ13の作者、さいとうたかをさんが24日に亡くなられて、小学館のほうから発表がありました。本員もゴルゴ勝とか、そういうハッスルマッスルゴルゴ勝でやっていたのですけれども、ちょっと寂しいような気がしますが、ゴルゴ勝は引退はしません。よろしくお願いします。 栄野比議員の確かな情報なのですけれども、今日からこどもの国が開園したということで、お昼のニュースにも載っておりましたので、どうぞ皆さん、土日は家族連れでこどもの国にいって、亀を見ていただきたいと思います。よろしくお願いします。何匹かいたんですよ。あとはまた朝彦議員とか本会議終了後は日程がたくさん詰まっているという話をされたので、何かスピーディーに、進行の声がありますので、早速、一般質問に入りたいと思います。 ページ一番最後です。質問事項1.職員の健康管理についてお伺いしたいと思います。質問の要旨(1)職員の健康管理についてです。今、仕事や職業生活に関することで強い不安やストレスを感じている労働者の割合は平成30年度58%で、依然として半数を超えている状況であるそうです。この前、総務省が47都道府県と全市区町村を対象に自治体職員のメンタルヘルス、心の健康に関する初の大規模調査を開始いたしました。精神疾患などで休職する職員が増えており、対応策を検討。背景には行政合理化に伴う人員削減の一方、住民サービスで業務量が増大し、職員一人一人の負荷が高まっているのではないかということでございますが、本市の状況についてもお伺いしたいと思います。①現在の長期休暇及び休職者数について伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 こんにちは。新屋 勝議員の一般質問にお答えいたします。 令和3年8月末時点の職員の長期休暇取得者及び休職者数についてお答えいたします。市長部局におきまして、5日以上90日以内の長期休暇、いわゆる療養休暇取得者は8人。また91日以上の休職者につきましては10人となっております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。 メンタルヘルス、心の健康状態という意味でありますが、世界保健機関(WHO)ではメンタルヘルスを、個人が自身の能力を発揮し、日常生活におけるストレスに対処でき、生産的に貢献できるような健康な状態にあることだそうです。2020年3月からの新型コロナウイルス感染拡大に伴い、メンタルヘルス、心の健康ですが不調を感じている人は多いのではないかと感じますが、コミュニケーション不足や孤独感、そして生活リズムの乱れ、また運動不足、そして外出ができないことへの閉塞感など本員たちの生活スタイルが本当に大きく変わってきているのが現状だと思いますが、日本生命が2019年に実施した調査ではメンタルヘルス対策に取り組んでいる事業者が具体的に実施している内容、相談室の設置77%、管理職との研修61%、ストレスチェック集計データの分析と活用60%、人事部や管理職等による復職後の継続的なフォローが54%となっているそうです。 質問の要旨②メンタルヘルス予防対策としての取り組みについて伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 メンタルヘルス予防対策としまして毎年度セルフケア研修及びラインケア研修を階層別に行っております。また、メンタルヘルスの不調を未然に防ぐことを目的とし、毎年1回ストレスチェックを行い、ストレスが高い状態にある方につきましては、精神保健福祉士の面談やさらに必要があれば産業医の面談を実施しております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。今、様々な取組で職員のフォローも取り組んでいるということだったのですけれども、次に行きます。 質問の要旨③復職支援について伺います。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 長期療養者に対しましては、定期的に産業医による面談や看護職による健康相談を行い、必要な助言をするとともに、本人の状況に応じ、復職に向けた支援を行っております。まず本人から復職に向けた相談があった場合には主治医の意見を踏まえ、産業医、所属課長、本人を含めた復職前面談を行い、約1月をかけたリハビリ出勤計画を策定しております。その後、当該リハビリ出勤の結果を踏まえ、主治医及び産業医にて復職の適否を判断していただき、復職につなげることとなっております。また、復職後のフォローといたしまして、原則6か月頃まで産業医、看護職にて適宜面談等を行い、復職した職員の支援を行っているところでございます。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。 それでは再質問いたします。復職後においての面談以外のフォロー等はあるかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 総務部長。 ◎石原昌尚総務部長 お答えいたします。 職員が復職した後、面談以外の職員のフォローにつきましては、復職してなお通院が必要な職員につきましては、本人の与えられた休暇の範囲内にはなりますが、休みを取りやすい環境を整備していただくよう、所属課へ依頼をしております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 メンタルヘルス、様々な問題で休みがちではあるのですけれども、その体制をしっかりしていただきたいと思います。メンタル疾患で療養や休職になる職員の中には職場の問題だけではなく、様々な要因があると思います。職員の健康管理については、日々の変化にいち早く気づくことが大切だと本員は感じます。それは人事課だけで対処できるものではなく、やはり全庁的な取組が必要ではないかと思います。まずはセルフケアとして職員自身がストレスに気づき対処すること。次に、ラインケアとして所属長や周りの職員がストレスに悩む職員の変化に気づき、声をかけ、声を聞き適切な場につなぐことが重要だと思います。また、人事課においては職員が心身の健康と向き合えるよう今後もセルフケア研修、そしてまたラインケア研修等を実施し、職場環境の改善に努めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは次に行きます。質問事項2.小中学校の危機管理についてお伺いします。今定例会も指導部長の出番が大分多いですけれども、本員も少しありますので、確認しながらやっていきたいと思います。よろしくお願いします。本員が越来小学校でPTA役員時代に部長と一緒でした。越来小学校です。PTA活動をともに楽しく活動ができました。部長、そのときはありがとうございました。今日もよろしくお願いいたします。 それでは進めていきたいと思います。質問事項2.小中学校の危機管理について。近年、不審者による侵入や自然災害、交通事故など学校内外では様々な問題が起きています。子供たちがトラブルや危険事故に巻き込まれない安全な生活を送るため、平成20年6月には恐らく学校保健安全法により各学校での危機管理マニュアルの作成と、学校安全計画策定が義務づけられたことだと思います。それを踏まえて本市の状況を確認します。質問の要旨(1)小中学校の危機管理マニュアルについて。①各学校の危機管理マニュアルはどのように作成されているか伺います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 こんにちは。新屋 勝議員の御質問にお答えいたします。 危機管理マニュアルは、児童生徒等の生命や身体を守るために学校の立地や学校規模、通学の状況などの実情に応じて想定される危険に備え、学校独自のマニュアルが作成されております。作成に当たっては文部科学省作成の「学校への不審者侵入時の危機管理マニュアル」や「学校の危機管理マニュアル-子供を犯罪から守るために-」「学校防災マニュアル(地震・津波災害)作成の手引き」などを参考に作成されております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございました。 再質問いたします。各学校で評価、改善、見直しをどのように行っているのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 危機管理マニュアルについては各学校において毎年運営委員会、企画委員会、さらには職員会議などで見直しを行っております。学校を取り巻く状況の変化や実施した訓練、国内外で発生した事故、災害事例の教訓などを考慮し、今年度の反省や取り組み状況も踏まえ、危機管理マニュアルの評価、改善を図り児童生徒の安全確保に努めております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございました。平成13年6月には大阪府の池田小学校で起きた殺傷事件、そして平成23年3月には三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、太平洋側を中心に広範囲で津波が発生し、被害が生じました。また平成24年4月には、京都府、千葉県、愛知県において登校中の児童等の列に車が突っ込み死傷者が出るなど痛ましい事故が発生をしております。沖縄県においては、近年、小中学校による自転車による交通事故、高校生による二輪車事故、小学生による横断歩道外からの飛び出し事故が発生しているなど様々な事案等がありますけれども、本市の状況を確認したいと思います。 質問の要旨②各学校の危機管理マニュアルはどのように活用されているか伺います。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 危機管理マニュアルの内容としまして、主に事故などの発生時や不審者侵入、登下校時の緊急事態、これは不審者事案になりますが、それから交通事故、気象災害、地震・津波などの対応についての項目がございます。学校管理下で事故等が発生した際、教職員が的確に判断し、円滑に対応できるよう教職員の役割などを明確にします。それにより児童生徒等の安全を確保する組織体制の確立が図られます。さらには有事の際の教職員の行動の指針にも活用されることになります。また、避難訓練や教職員研修、安全教育、事故等の遭遇後の心のケアの資料などでも活用されております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございました。 今、本市の学校内での活用法でありますけれども、再質問いたします。この各小中学校の活用方法を教育委員会としてはどのように把握、こういうのをやりますよとか、小中学校の把握を教育委員会としてはどのように行っているか、把握しているかお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 危機管理マニュアルの把握でございますが、年度初めに各学校から提出された危機管理マニュアルを基に、4月の学校スタート訪問で危機管理マニュアルにある避難訓練や研修会、講演会などの年間行事計画の位置づけ、実施方法などを把握しております。また、小中学校安全担当者会や校長会、教頭会などでも資料提供や情報交換として把握を行っております。また年度末には危機管理マニュアルの活用を含む学校の安全管理、安全対策の取組状況についての確認がなされ、学校安全の推進に努めているところでございます。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございました。 次に行きましょうね。質問の要旨(2)防犯対策(防犯カメラ)についてお伺いしたいと思いますけれども、最近、テレビ、ニュース等でも防犯カメラの映像が出て、いろいろ活躍しているのですけれども、防犯カメラに録画された映像が犯罪の解決や抑止につながるケースがあります。以前は警備が厳重な公的機関などに設置されているイメージであるこの防犯カメラなのですけれども、近年、近頃は一般家庭でも利用している。利用して当たり前になってきているのではないかと本員は思います。防犯カメラの効果を聞くと、侵入や窃盗、犯罪を思い浮かべる人も多いと思いますけれども、それ以外にもいたずらや嫌がらせなどにも効果があります。また小学校や中学校においては、防犯カメラを設置することでメリットはたくさんあるそうです。あらかじめ防犯カメラを設置することで様々なトラブルやトラブルを未然に防げる可能性が高くなると本員は考えるのですけれども、市内の本市の小中学校について確認したいと思います。①小中学校の防犯カメラの設置状況はどうなっているかお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 防犯カメラの設置状況については小学校におきましては16校中15校、中学校においては8校中6校に設置されている現状となっております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。もうほとんどの学校が設置されているということで、安心しました。それでもわずかでありますけれども、何校かついていないところがあるわけですね。質問の要旨②防犯カメラが設置されていない学校は、ちょっと気になるのですけれども、建て替え時に取り付けをするのか、また何年後に予定があるのか、その辺をちょっと確認したいのですけれども、防犯カメラが設置されていない学校は今後、どう対応していくのかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 議員御指摘にありましたように、近年予測することが困難な状況の事件や事故が発生しております。それにより児童生徒の安全確保及び学校の安全管理を徹底する必要性が再認識され、より一層の防犯対策が求められていると考えております。そのことから学校における犯罪防止、予防及び再発防止のために防犯カメラ未設置の学校におきましては、沖縄市立学校における防犯カメラの設置及び運用に関する要綱がございますが、それに基づき学校や関係課との協議の上、設置に向けて検討を進めてまいります。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございました。早いうちに全学校が設置できるようお願いしたいと。問題は、恐らくこの防犯カメラというのは学校内に向けていると思うのですけれども、また周辺になるとプライバシーとかいろいろ出てくるという話ですので、学校内の安全をしっかり早急にお願いしたいと思います。 次、行きます。質問の要旨(3)不審者対策について。①不審者の事案について学校からの報告はあるのか。あればどのような事案かお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 不審者事案への対応は登下校中や放課後の児童生徒、それから保護者からの目撃情報が主であります。学校からの報告については、教育委員会作成の緊急連絡第一報の様式を活用し、日時や場所、内容、不審者の特徴などの情報をファクス、またはメール及び電話での報告を受けております。事案としましては声かけ、追い回し、露出、無断撮影などの報告がございました。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。 次、行きます。②不審者が発生した場合、教育委員会と学校との連携はどのように行っているかお伺いいたします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 不審者発生時の対応につきましては、年度当初の教頭会や安全担当者会において、対応の流れを確認しております。不審者が発生または目撃情報が学校などから提供があった際、ファクスにて市内、幼、小中学校や沖縄警察署、自治会などへの情報提供を行い、市民生活課やこども企画課とも情報を共有し早期対応を心掛け、二次被害の防止に努めております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。関係部署は様々な部署と連絡を取っているということですので安心はしておりますけれども、今後ともしっかり対応をお願いしたいと思います。 それでは次に行きましょうね。質問の要旨(4)通学路の安全点検についてなんですけれども、本員、いろいろ通学路を思い出しながらやっていても、本員たちが小学生の時には通学路が当然あるわけです。議員の皆さんそこを思い出してくださいね。どこを通っていたか。池原議員、大丈夫ですか。通学路があるのですよ。お家から学校、朝は大体授業が始まるので決まるのです。20分で行くとか。しかし、終わったら、その当時はもう学童とかはないですので、みんなと帰るんですよ。そして誰かが「カバン持ちしよう」とか、分かりますかカバン持ち。宮城議員がよく分かりますよ。ランドセルを五、六人で電柱から電柱にじゃんけんで負けた人が、次の電柱まで担いでいくということなのです。上地議員なんかは分からないのではないかと思うのですけれども、当然、5、6人いるので、じゃんけんもなかなか決まらないのですよ。行きは学校まで20分で行くのですよ。帰りはそういうのをしながらAコース、Bコース、Cコースとかあって、五、六人でじゃんけんをするものですからなかなか決まらない。負けたらランドセルを持って、次の電柱まで。長い人は大変です。そういうのをしながら学校から帰るものですから結局お家に着くには1時間とか、それ以上かかったり、ユンタクしながら、お話をしながら帰ったりもするのですよ。その当時はもう通学路が危険なんて全然思わないので、道は安全なものとして帰っているわけですよ。また違う日には誰か「新屋、探検しに行こう」とか、お家に帰ればすぐ着くのですけれども、またどこか「グッピー捕りに行こう」とか、美里にグッピーがいっぱいいたので、グッピー取りに行こうとか、そんな感じでいろいろな通学路といいますか、通った覚えがあるのです。その辺で、小学校とかですので、あまり危険という認識はないのですよ。安全だと思っている。そういう感じで行った覚えがあるんです。それとまた「秘密基地をつくりに行こう」とか。みんなにばれているのですけれども、「ワッター秘密基地は大丈夫か」と、みんな「あそこにあるのだろう」と言って、そんな感じをしながら思い出して、これを書いていたのですけれども、そこでやはり現在車の量も多くなっているので、大変危険な箇所もあるなと思いながら、去る6月28日の千葉県八街市の市道で歩いていた下校中でしたか、児童の列にトラックが突っ込んで、男女5人が死傷する事故が発生し、またほかにはブロック塀の倒壊で児童が死亡した事案等と道路の側溝が破損してけがをすることが多く見られます。そこで確認したいと思います。①通学路の安全点検はどのように行っているかお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 児童生徒の通学路における安全安心を確実に確保するために、通学路安全点検は毎年実施されております。各学校において、前年度までの点検表や校区図などの資料を参考に再度、危険箇所をリストアップし、その取りまとめを行います。 次に、学校、PTA、道路管理者及び警察署と連携し、小学校校区ごとに通学路合同安全点検を実施いたします。実際の通学路における危険箇所の確認、対応等の検討が行われます。このように児童が安全、安心して通学できるように通学路の安全点検が行われております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 通学路の安全点検、そうしますとこの点検をして様々な危険箇所があった場合です。②危険箇所の報告があった場合、教育委員会としてはどのように対策に取り組んでいるかお伺いします。 ○小浜守勝議長 指導部長。 ◎花城修指導部長教育研究所長 お答えいたします。 各学校からのリストアップや先ほどの通学路合同安全点検で確認した通学路の危険箇所の対策は、関係機関が参加する通学路交通安全推進会議というものがございますが、そちらにおいて対策を行う担当や実施時期、状況などを確認し合い、さらに沖縄警察署の交通対策課や道路課、市民生活課、南部国道事務所、中部土木事務所などの道路管理者などから助言を得て、学校へ周知を行いながら通学路における安全確保に努めております。 ○小浜守勝議長 新屋 勝議員。 ◆新屋勝議員 ありがとうございます。さまざまな団体としっかり連携を取っているということで安心いたしました。ただこの危険管理マニュアルなのですけれども、これは作成して完了するものではなく、活用してこそ意味があるものと本員は考えます。作成後は学校安全に関する計画、評価、改善を繰り返し、よりよいマニュアルに改善をするとともに、これは学校だけでなく当然、保護者や地域の皆さん、そして関係機関と連携して地域全体で安全確保を行うことが重要だと思います。子供たちが、安全安心に教育ができるよう教育委員会の頑張りに期待いたします。以上で、新屋 勝、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○小浜守勝議長 以上で新屋 勝議員の一般質問を終わります。 これをもちまして日程第1 一般質問を終結いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後 3時39分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 3時40分) ○小浜守勝議長 再開いたします。 お諮りいたします。本日はこれをもちまして散会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○小浜守勝議長 御異議なしと認めます。よって、本日は散会することに決定をいたしました。 次の本会議は、明日9月30日木曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして散会いたします。    散 会 (午後 3時40分)...